先日、他のドラコン選手と一緒に練習会に初参加させて頂きました!
以前から大会でお会いする中で、一度一緒にやろう、おいでよ!と
嬉しいお誘いを受けていたにも関わらず、日常の雑多な忙しさと
ちょっぴり人見知りでシャイ・ボーイな僕の性格から
連絡をする事ができずにいました、すいません…((+_+))
今回はちょっと色んな事情と思いがあり、
思い切って主催の方に連絡を取らせて頂き、参加!
…
結論から申しますと、もっと早くにご一緒させて貰うべきでした!
ものすごく勉強になったのと、刺激になったのと、もう色んな気付きが得られたのと…
一人でいくら練習を重ねていても、決して習得出来ない何かをたった数時間で得ました!
その日の参加人数は数名でしたが、
シニアの方や女性の方、20歳そこそこの方など選手層は幅広かったのですが、
どなたも唸るような打球を放ちます!
正直シビれました。
僕の背後で打ってらした方は、特に若い男性の方でしたが
その方がまたすごい!!
正直、インパクトが衝撃波みたいに僕と嫁さんの顔面を打ちました。
打球は当然、遥か彼方…。
上には上がいる、という事は分かっていたつもりでしたが
身近にそれを感じると、ああなるほどと100%頷くほかありません。
自分のちっぽけな自信など、一瞬で払拭されてしまいました。
でも却ってそれが良かった。心底思います。
僕のような井の中の蛙は、一度ゼロになるくらいが良いんです。
そこから這い上がる事で、マグレやラッキーパンチに頼らない本当の実力を
身に付ける事が出来る筈ですから。
そして、本当にスゴイ人ってのは観察眼も素晴らしいものだと
あの日ほど感じた事はありませんね~…。
教え上手、というレベルではありません。
そういう人の中には、理論はあってもただそれだけの場合が往々にしてあります。
ところが、実際に超人じみた打球を放つ人達ってのは
ご自分たちも様々な選手を分析し、血の滲むような鍛錬を繰り返し、今がある訳です。
だから実の伴った理論を身に纏っている。
その若い選手は、僕のスイングと打球をたった1球見ただけで
僕の弱点や足りない部分を解析してしまいました!
そしてたった一言、アドバイスをくれるんです。
1球に対して1言。
これが僕にはとても肌に合ったみたいで、
すぐに効果が表れました。
元々プライドもキャリアもない、スポンジ状態の僕なので(単純とも言う)
凄くそのアドバイスが腑に落ちました。
都合3点の改善点、
・グリップの配置
・テイクバック時のフェースの向き
・ダウンスイング時のクラブの落とし方
これだけで、自分でも信じられない球が出るようになりました。
絶好調の時に出るハイドロー、それを遥かに超える球が!!
嫁さんも女性の選手の方に指導して頂き、
彼女なりに可能性を大いに見出したみたいです。
素晴らしい事だと思いました。
僕は元来、集団が苦手でした。
しかしそれは過去を思うに、無目的に惰性で集まる集団しか知らなかったからです。
ダラダラと何をするでもなく、誰かの噂話に興じる人間たち。
その中で辟易し、いつしか僕は一人、若しくは本当に信じ合える親友としか
時間を共有したくないと頑なに思い込んでしまっていた。
でも、集まる事が無為なのでは決してない。
目的を持ち、切磋琢磨している集団は強く、
そしてその中に身を置けたとき、自分が得るものの大きさは
一人で事を為す場合とは比べようもない威力を発します。
スゴイ…
本当に戦い続ける人たちってスゴイ。
心の底から身震いしてしまう。
有難い事です。