オートバイ道草記

オートバイを一生の趣味とする人のために

クラッチの整備のときは、クラッチレバーASSYをハンドルから外す

2012-09-23 18:16:00 | ハスクバーナ
 マグラの油圧クラッチを使用しているハスクバーナの話です。クラッチプレートを外したり、油圧クラッチのポンプをエンジンから外しているとき、クラッチレバーを握ると、ポンプが壊れます。

 ポンプのピストンは、スプリングで外へ出ようとしているのでサークリップで止めています。サークリップまでピストンが来ている状態でレバーを握ると、強力なピストンの力でサークリップが飛んでしまいます。

 そうなっても焦ることはありません。サークリップが無くてもピストンを押し込んでポンプを付ければ、使えます。

 人は、オートバイが触れる位置にいると、無意識に、クラッチやブレーキのレバーを握ったり、スロットルを回したりしてしまいがち、整備するときは要注意です。



 通常の使用状態では、ポンプのピストンは、奥に押し込まれているのでこういうことはおきません。