マリアヨハンナさんのブログ

♪昨日は 今日のために・・・今日は 明日のために・・・♪
♪人々の愛、出逢い、支え合い、未来の平和と幸福を願って♪

2014年9月21日 クール プリエール第31回定期演奏会

2014年09月03日 | アート・文化

高校の後輩の所属する合唱団の演奏会のご案内です。

 数年前に母校の修道会来日100周年祈念のために、ミサと懐かしい歌を卒業生全員で歌うという機会がありました。 ヘンデルの「メサイア」、ハイドン「天地創造」ほかから、何曲か歌うというものでした。その時に一緒になった後輩が、それはとても素晴らしい声で歌っていました。 なんとなくお互いに合唱団に所属しているという話になって・・・・・。

 そうしたら、なんと! 私の所属する「鯨」の常任指揮者と同じ”黒岩英臣先生”の指導グループだったのです。 前々から、とても素晴らしい演奏をするということを聞いていたのですが、なかなか聞きに行くチャンスがなかったのです。 今回は、やっと行けそうです。

20140921concert


20140921concert0001_2

 

 ところで、その祈念ミサでは、オルガン伴奏を依頼されました。 とっても光栄なことでした。

 小学生の時から、母校の初金ミサの時にオルガンを弾くシスターに憧れていました。 どういうわけか、オルガンのすぐ後ろ(脇)に座ってミサに与ることが多かったので、シスターの弾き方や選曲(間奏)などを観察して12年間を過ごしました。 それから、2階から歌うノビスのシスター方の天使のような声のアレルヤ唱も憧れでした。

 今、聖歌隊に所属して2階席からミサの歌やオルガン奉仕をしているのも、この時から準備されていたのかもしれません。 社会人時代に全日本合唱コンクールで毎年賞をとるような有名な職場合唱団があったことも、音大(ピアノ科)には行けなかったけれど、指導者になれるヤマハエレクトーン指導者養成コースに行くことになったことも、すべて、この時からつながっています。

 ピアノが大好きだったけれど、親は、ピアノ科は無理だと能力を見抜いていて、結局、英語科に行くことになったこと。 高校時代の音楽の先生は、声楽を勧めてくれたけれど、あまり興味がなかったのに、勤務先の合唱団でコンクールで1位をとった先生にヴォイストレーニングを1対1でしていただけて、初めて、歌に興味をもったこと。 職場の合唱団(全日本合唱コンクール全国大会で毎回入賞)は宗教曲を多く歌っていたこと。 英語科に行ったおかげで、第2外国語にスペイン語をとって、英語の語源がフランス語、ドイツ語、ラテン語などからきていることを知ったこと。 全部が今につながっています。


リード・オルガンの修理 *関町教会*

2014年07月26日 | アート・文化

 先週、金曜日のロザリオ会(高齢婦人の集まり)のミサ中に、突然、音量調節レバー(スエール)が壊れました。

閉祭曲の直前だったのですけれど、慌てました。 音量が出ないのです。

 リード・オルガンって何?  っていう人もいるでしょうか。

今のように、各家庭にピアノや電子オルガン(エレクトーンなど)がない時代。 パイプオルガンのような大きな楽器は置けない、教会や学校などには、足踏み式のオルガンが使われていたんですね。

 私の所属する関町教会にも、1台、集会室の端っこにすっかり忘れ去られて、物置になって置いてありました。 聖堂には、大きな電気オルガンもあるし、キーボードやピアノもあるし・・・

 新しい信徒会館を建てた時に、これを処分するかどうかの話し合いをしました。

 昔ながらの、空気を送っで出るナチュラルな耳触りのよい優しい音を捨てがたいと、主任司祭、古くからの信徒の皆様からのご意見で、壊れかかっていたのを修理することになりました。

 修理代にどのくらいかかるのかがネックでした。 ところが、その時に最初に調べた楽器店が、一番、リードオルガンに詳しくて、良心的な料金で修理とオーバーホールを請け負って下さいました。 川上楽器の難波氏に感謝。 28万円という格安。

 いったん直せば、電気もいらないし、メンテナンスさえしておけば、半永久的に利用できるというのもメリットでした。  たしか、阪神淡路大震災の時に、建物が倒壊したどこかの教会では、このリードオルガンを使って、屋外でミサをあげたというニュースも見ましたし・・・・・。

 葬祭の時には、静かな柔らかい音の方が雰囲気もでるし、歌にも音が合うし・・・。

届いたのが、東日本大震災の直前。 停電時でも大丈夫ですねとみなで話しました。 幸い、停電とミサが重なることはありませんでしたけれど・・・。 毎週主日(日曜日)の少人数のミサとロザリオ会、追悼ミサや葬祭の時に大活躍しています。

 今回は、ネジが外れただけだったので、1本取り換えただけでした。 今までのメンテナンスも良かったらしく、とても良い状態だと言われて安心しました。

その間に、1件だけ通夜葬儀がありましたけど、明日のミサと来週の葬儀には、復活した音を聞かせられます。

 前回、修理時に説明を受けられなかった他の2人のオルガン奏者と共に、さらに細かい弾き方や音色のアドヴァイスを受けられたので、さらに、良い演奏ができるのではないでしょうか(=^・^=)

20140725140620 オルガンの後部板を外した状態

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中ほどのレバーを上げると中のリードが見えます

20140725140457 中のリードが並んでいる状態

 リードというのは、リコーダーや木管楽器の上部(口で)を吹くと「ピーピー」と甲高い音が鳴るところと同じような機構のミニ笛。

 5㎝前後の長さで、幅1cm足らずの小さい金属性のリード(下の写真)がずら~と、鍵盤に沿って並んでいます。それを、足踏みペダルで空気を送って鳴らすのです。

Photo

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ISSJ チャリティ映画会「少年と自転車」 6月25日

2014年05月06日 | アート・文化

友人からのチャリティ映画会のご案内です。

多くの恵まれない子供たちが世界中にいます。 私達の身の回りにもいます。 全員を一人で助ける事はできませんが、皆で少しずつ、出来る範囲で助け合うことはできます。良かったら、足を運んでみてください。

上映作品:「少年と自転車」
第64回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞
© Christine PLENUS
2011/ベルギー=フランス=イタリア/87分
提供:ビターズ・エンド 角川書店 dongyu WOWOW  配給:ビターズ・エンド
監督・脚本:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ

日 時 : 2014年6月25日(水) 11:00 14:45 19:00(予定)
場 所 : 一ツ橋ホール
参加券 : 1000円(全席自由・前売制 定員:802名)

 

チラシ ?  「68.pdf」をダウンロード

映画申込方法
お電話、E-mail、FAX、お振込みにてお申し込みください。 
振込先:
  郵便局: 社会福祉法人 日本国際社会事業団 催物委員会 00140-2-52993
  銀 行:(福)日本国際社会事業団 催物委員会 りそな銀行 中目黒支店 普通0537514
  社会福祉法人 日本国際社会事業団 催物委員会 三菱東京UFJ銀行 中目黒支店 普通0050283 

※銀行振込の方のみ、住所、氏名、TEL、枚数を下記アドレスまたはお電話にてお知らせください。入金確認後、参加券をお送りいたします。通信費の一部(100円)を加えてお振込みいただければ幸いです。

 

3月10日よりe plusでも販売開始
■購入ページ

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68回チャリティ映画会バザー" width="140" height="50" border="0">

当日券入手に関しては、事前にお問い合わせ下さい。

お問い合わせ :
社会福祉法人 日本国際社会事業団(ISSJ) 催物委員会
E-mail:issj@issj.org  TEL: 03-5840-5711(代表)


STRIPED TWILIGHT 漆・三好かがりの仕事

2014年04月26日 | アート・文化

同級生の漆工芸作家の展示会です。

 伝統的な螺鈿:らでんを現代風にした素晴らしい作品ばかりです。 小さな彩切貝(いろきりがい)を丁寧に一枚ずつ漆に貼り付けて作ったもの。

 是非、足を運んでみてください。

会期:2014年4月26日~5月11日 11:00~18:00 *会期中無休

会場:スペース・S  東京都三鷹市下連雀1-20-3 電話0422-49-2482

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 近隣の友人2人と行ってきました。 本当に美しくて素晴らしい作品ばかりでした。

 展示会場のSPACE S も素敵でした。 時々、車で通るところなのですが、気がつかないままに通り過ぎていました。 昨年、ギターの発表会をした会場のすぐ裏通りでした。 この会場も、1階はイタリアンレストランのビルの地下にあって、始めって知ったところでした。 ジブリ美術館のすぐそばです。 風の散歩道も自転車で何度も通っていたのですが、ゆっくり歩いたのは初めてでした。
  


才能って何?どのように生かすもの?

2013年04月14日 | アート・文化

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 今年の復活の金曜日は、ちょうど初金曜日になりました。 聖週間の受難の主日(枝の主日)と聖木曜日《主の晩餐の夕べのミサ》には、とても立派なお花が供えられました。 幸せなことに信徒さんの中にお花屋さんがいらして、予算以上の素敵な花を出してくださるんです。(神様に感謝)

 気温が低かったこともあって、前日にいけばな当番にいったら、祭壇にお花が溢れていました。 しかし、枝の~、聖木から1週間たっているので、少し花が傷みかかっていたのでそのままにしておくわけにいかないので、生け替えが必要になりました。 自分の当番の花だけなら楽だったんだけれど・・・。 その作業時間を考えるとちょっと溜息が出ました。  事務受付当番の人に話したら、手伝って下さると・・・・・ラッキー!(神様に感謝)

 花全てを外して傷んだのとそうでないのを選り分け、どんな風に生け直そうか・・・としばし思案・・・・・。 バスケット2台に入っていたのを1台にして、枝の主日の枝を利用して、2杯生けました。 そのうちの1杯:左写真のテレジア様横。 マリア様の前は聖木曜日の花をそのまま、傷んだ花だけ少しはずして・・・。

 初金ミサの花を生けるのはわずか20分ほど(右写真)。 予算1000円で胡蝶蘭2本を購入。 我が家の庭のドウダンツツジが今年は満開だったので一枝葉っぱが出かかってきたところ。  そして、たいして世話もしないのに、毎年けなげに花をつけるデンドロビウムを足元にささやかに5本。枝の主日に生けられていたハランを利用してみたら、結構、素敵になりました。

才能っていったいなんだろうか?

 多くの人は、みんながあっと驚くような、天才的に何か目立つことが出来る事が才能だって思っているようだ。 よく「天才は1%の才能と99%の努力でなる」っていうけれど、どうも話を聞いてると「99%の才能と1%の努力」だと思い込んでいる人の方が多いみたい。 報道されるような大きなイベントや発表会、展示会が出来るくらいでないと、「才能」とは呼べないと・・・・・・・で、結局「努力」をしない。 何もしなくても急に「あっと驚くようなこと」なんてできるわけがない。 

 才能はそれぞれ内容や段階も違っていいんじゃないの? それぞれの段階でできたことが、皆を喜ばせることが出来るなら・・・。 上の段階でないと何もできないと尻込みしてたら、いつまでたっても何もできないまま。 他の人の批評を気にして何もしないより、何かをして少しずつ学び、批評は学びの為の肥料だと思えばいい。 他の人に比べて才能がないからと悲観してあきらめることもない。  たいして何もしないうちから、「自分には才能がないから」と言ってあきらめちゃっている人が多すぎる。

 特別な才能を持っているからと言って、特別な場でしか発揮しないという人もいる。 折角(神様から)与えられた才能をあらゆるところで生かして多くの人を喜ばせるのに、いつも対価が必要かしら? 確かにお金をもらうとその分気概が生まれ、より良いものとして与えることも一つの方法だけれども、一番必要としているところで才能を生かさなければ意味がないのでは? 自分の為だけに使っているのはもっと無意味だし、自己満足で終わるのでは?

 タレント(才能)って言葉は、聖書の中に「タラントン=タラント」という古代ギリシャ・ローマの通貨・質量名からきているらしい。 聖書の中のたとえ話[マタイによる福音書:25章14-28節]に、神様から与えられた能力(タラント)をそれぞれに応じて生かしていく話がある。 人間らしいところで、”目に見えるお金”が報酬として与えられているので、才能を生かすことは目に見える対価を伴うことのように思いがち。  でも、イエス・キリスト(=神様)が言いたかったのは、目に見えない対価もあるっていうことだったんじゃないかしら?

神様の為にその才能を戻してはいかが?

 ということで、神様の家である教会の為にも、もっと才能(神様から与えられたもの)を発揮してもらえたらいいなって常々思う。  実は、あらゆる部分で中堅層の人が教会に関わらない現実がある。 きっと、才能をお仕事で発揮されているのだと思う。 でも、ほんのちょっとだけ、神様にお返しするつもりで、その才能の一部を時々使うのは、大切なことではないかしら?

 その世界では、大した能力ではなくても、何も出来ない人にすれば、ものすごい才能に思える。 一番重要なことは、その才能を使うことによって、他の人に「やってあげたんだ」と思うことでなく、「一緒にやって、一緒に喜びを分かち合った」ってこと。 そして「神様、ありがとう」って感謝すること。

 勿論、仕事も忙しくて一番油が乗っている時。 親の介護もあるだろう。 だけど、数か月に1回でも他の人が出来ないことが少しでも出来るなら、ちょっと力を使っても、神様の家の為なら決して罰は当たらないと思う。 却って、神様がさらに力を下さると思う。

 「目に見える宝をこの世に積むより、目に見えない宝を天の国に積む方が良い」っていう聖書の言葉もある。 才能を使った(生かした)ことを目に見える形で感謝されたり、褒められることだけを求めて、人間は生き甲斐や遣り甲斐を感じてしまいがち。 でも、目や耳に見えたり聞こえたりする形で感謝されることに執着すると、その才能の本質が品位を欠いたものになりはしないだろうか?

 才能は、自分にたまたま与えられた物だととらえるべきではないだろうか? そして、それを育てる機会、環境をたまたま与えられたと思う方が本当ではないだろうか? その才能は、必ず誰かを助け、支え、喜びを与えるために無償で使った結果、この世で生きるために神様が有償の形で与えて下さったのだととらえるほうが良いように思う。

 出し惜しみしないで、遠慮もしないで、在るがままの力と方法と機会で、ひたすら懸命に神様に捧げて祈って奉仕することを、教会の為にほんの少しだけ分けてもらいたいと・・・。

 レベルの低い段階の私でも、これだけ出来るし役に立っているのだから、きっと、もっとレベルの高い人たちならば、もっと楽々と出来るだろうし、皆から感謝されるのではないだろうか? さらに、神様から大きな力をもらい、新たな活躍の場(きっかけ)もあるのではないだろうか?

 実は、私にもどういうわけか、いろいろなところからオファーが来る。不思議なことに? 無償でするつもりでしたことが有償になって・・・。 東日本大震災被災者をはじめ、もろもろの支援募金になってますけど・・・。 募金の為に稼ごうと、プロ(オルガニスト)でやろうと半年研修に通ってみたけれど、体調が良くなくてあきらめざるを得なくなってガッカリしたけれど、プロの条件よりも良い結果。 研修したことは、バッチリ生かされているし、奉仕への態度も前向きになったし。