《主の公現》って? 3人の東の国の博士達が、馬小屋でお生まれになったキリストを訪問した時のことです。 聖家族(主イエス・キリストと聖ヨセフと聖マリア)を最初に訪問したのは、天使の軍勢に導かれた羊飼いたちでしたが、はるばる遠い国から天にひときわ輝く星に導かれて、公けにキリストを訪問したのは、この3人の博士たちだったのです。 ≪降誕節≫ 降誕節は、主の降誕の「前晩の祈り」に始まり、主の公現後、すなわち、1月6日の直後の主日まで続く。この主日は、主の洗礼の祝日となる。(典礼暦年と典礼暦に関する一般原則」33.38参照)。 日本では、主の公現の祭日は1月2日から8日の間の主日に祝われる。主の洗礼の祝日は主の公現の祭日直後の主日に祝われるが、主の公現の祭日が1月7日か8日の場合はその翌日に祝われる(同7,37,38参照) カトリック教会では、上記のようにクリスマス《降誕節)について典礼暦が定められていますが、一般的には、クリスマスは、今日の《主の公現》までのようです。毎年、その日は、上記の原則で変りますけれども・・・。 というわけで、我が家の少ないクリスマス飾りは今日ですべて片づけました。 「お正月になってもクリスマス飾りをつけているお家があって、一体いつまでつけてるのかしら? 片づけるのを忘れたのかしら?」なんて話している人がいましたが、こういうわけなのです。 バッハの曲に、 クリスマス・オラトリオ というのがありますけれど、丁度、クリスマスから主の公現(顕現)までの祝日のオラトリオです。5年くらい前に歌いましたが、6日に亘って演奏するのを、一日で演奏して、楽譜はとっても重いし、長いしでしんどかったです。