世界的に有名な、日本の植物学の父と言われる牧野富太郎博士(1862~1957)の住居跡の庭園です。東京都練馬区が運営をしていて、建物の改修を行い、平成22年にリニューアルオープンしたところ、敷地内には、約300種類の植物が植えられていて、常設展示室、企画展示室、書室展示室などがあります。
あいにく、14日の大雪で庭園は雪で覆われている上に、真冬ということで、花などは見ることが出来なくて寂しかったのですが、各種の桜の木ほか花木や植物がありましたので、その時期にまた足を運ぼうと思いました。 博士の研究の一部や直筆の植物の解剖図ほかを見て、その当時の植物学研究の様子を垣間見ることが出来ましたし、企画展「花ものがたり」植物がでひろがる『植物記』の世界【2012年12/22(土)~2013年2/11(月祝)というのを開催していたので、そちらの絵なども楽しむことが出来ました。
場所は、西武池袋線の「大泉学園」駅から徒歩5分(練馬区東大泉5-34-4)のところ、駅近接のショッピング・ビルでランチした後に、散歩をするのに良いところです。
記念庭園の詳細については、練馬区のホームページをご覧ください。
≪練馬区立 牧野記念庭園≫
面積:2,222.5㎡ 開園:昭和33年12月1日 入場料:無料 開園時間:午前9時~午後5時
園芸相談:午前9時30分~12時30分、午後1時30分~4時30分
休館日:毎週火曜日
電話番号 03-3922-2920
スエコザサ(左)・・・牧野博士が仙台で発見し命名[最大の支援者であった奥様が54歳で亡くなった、そのつ前の感謝と愛情をこめて、その名壽衛からとってつけられた]した植物。葉の片方が裏に向かって巻いていることが特徴。
春の七草のカゴ(右)~庭園の入口事務室の片隅にあったので撮りました。我が家の庭にもあるものがいくつかありました。