Brahms: Begräbnisgesang ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Collegium Vocale Gent ∙ Philippe Herreweghe
埋葬の歌(ブラームス作曲)
昨年12月に合唱団の演奏会で歌った曲です。
この1月に、5年ほど見守りをしていた高齢者の方が帰天(亡くなり)、5月に埋葬に向けての準備をしているところです。
お子様いなかったので、代わりに納骨までを生前から依頼されていました。 早々に日程を決めて準備をしていたところ、新型コロナウィルスがやって来て、暫く落ち着いたかのように見えていたのですが、この1週間で感染が大幅に拡大。 追悼ミサと納骨式に会食などを計画していましたが、納骨式だけにしようということになりました。 しかし、昨日の感染者数が一挙に倍近くになり、いよいよ、延期かもしれません。
聖週間が終わり、主の受難を思い~祈り、ご復活されたことを再確認。
何気に、この曲のことを思い出しました。 聞き直してみて、埋葬の重苦しさの中から、魂の昇華を願うようになり、神の懐に抱かれていく確信のようなトランペットの響き渡る音色。 練習している時は兎に角難しく暗い曲だなと思うばかりで、曲全体の構成など考えてもいませんでした。
全世界で、コロナウィルスに感染し、おびただしい数の死者が出ていることを思い、彼らの魂が神様のいる天国に向かって光の中へと導かれて真直ぐに行くことを心から祈ります。 そして、早く終息することを…