マリアヨハンナさんのブログ

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ドボルザーク作曲「スタバト・マーテル」演奏会 2016年3月21日(月・祝日)

2016年02月02日 | 音楽
合唱団「鯨」第68回定期演奏会 
「スタバト・マーテル」ドボルザーク作曲

時間13:00開場 14:00開演
場所 東京芸術劇場コンサートホール(池袋駅西口)

指揮 黒岩英臣





今年も定期演奏会に参加できそう。
昔から大好きな曲の一つである。
≪悲しみの聖母≫を想起させる美しいメロディと表現に富んだ曲である。
頭の中では、常に一番いいと自分が思う演奏が鳴っている。

人間の罪の全てを一人で負って、囚われ人になり、刑罰を受け、人々からそしられ、十字架を背負って刑場にひかれて行き、✙十字架に架けられて、死ななければならないわが息子を見る、聖母マリアの姿。

その情景を思い描きながら・・・

そして、その苦しい胸の内を思いながら、さらに、キリストが負った罪はとりもなおさず、私たち自身の犯してしまう過ちに他ならないということを想いながら、悔みながら、祈って歌う。

映像としては、一番印象に残っている映画”PASSION”パッション(メル・ギブソン監督作品)が一番それに近い。
当時、あまりに残虐なシーンだということで、一部の節度を求める方々には不評であったが、最近の世界中で起こっている残虐行為を思うと、この通りだとつくづく思う。
悲しいことだが・・・

もうすぐ、四旬節が始まる。
その時に、【十字架の道行】という祈りをする。
カトリック信者の方々でも、実際にされている方は婦人の中のほんの一部にすぎないだろう。
十字架にかけられる前に、イエス・キリストが辿った道筋を想い、黙想し、祈る。
14の場面になっていて、そのひとつひとつの絵画やレリーフ、像などを「留」と呼んでとどまって祈る。
次の留に行く時に歩きながら歌う聖歌(グレゴリオ)が”Sancta Mater Istud Agas Crucifixi Fige Plagas Cordi Meo Valide"

今回、この曲は女声4部合唱で、優しく悲しみを誘うように歌う。―――実際にそう歌えているかどうかは別にして―――

今回の演奏会でも、皆が、聖マリアの想いをわが想いとして歌えればいいのだけれど・・・。

20代の頃に演奏したことがある。
その時とは違って、今は、より理解が深くなって、一音一音、一語一語に心をこめて歌いたい。

お時間のある方は、是非、足を運んでいただけますように・・・。
私の個人連絡先をご存じの方は、直接ご連絡くださるとありがたいです。



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