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西国三十三ヵ所巡礼の旅  第3回  その2 長谷寺

2011-01-15 | 西国三十三ヵ所巡礼の旅


葛井寺の次は第八番札所、長谷寺に行きました。 

長谷寺は山号を豊山とし、朱鳥元年(686年)、道明上人が天武天皇のために
「銅板法華説相図」を初瀬山西の丘に安置したことにはじまり、のち神亀4年(727年)
徳道上人が聖武天皇の勅願によって、ご本尊十一面観世音菩薩を東の岡にお祀りになりました。
徳道上人は観音信仰にあつく、西国三十三所観音霊場を開かれた大徳として知られ、
長谷寺はその根本道場とも呼ばれるゆえんであり、初瀬詣、長谷信仰は全国に広がりました。



西国第8番 長谷寺


                                   


仁王門から本堂まで長さ200m、399段の登廊が続き、その両脇を中心に境内には
約7000株の牡丹が植えられ、花の寺として名高い。
木造建築物としては東大寺大仏殿、吉野山蔵王堂に次ぐ規模と言われる本堂は国宝に指定され、
舞台からは万葉にも詠われた初瀬の地を見渡すことができます。




 
住所:奈良県桜井市初瀬731-1
宗派:真言宗
本尊:十一面観世音菩薩
開基:徳道上人
創建:朱鳥元年(686)
御詠歌:いくたびも 参る心は はつせ寺 山もちかいも 深き谷川