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西国33ヵ所巡り  第11番:上醍醐寺

2011-04-09 | 西国三十三ヵ所巡礼の旅

未曾有の東日本大地震、大津波、あれから1ヶ月経った今もまだまだ続く大きい余震!                                                                                                                                                         

そんな中で福島原発事故の復旧に命がけで格闘して下さっている作業員の方達には頭が下がります。

世界各国から多くの支援の輪が広がっていますが、ほんとに有難いことですね。

被災者の皆さんが1日も早く安心して生活ができますように! 大変でしょうが、頑張ってくださいね。

 

春休みを我が家で過ごしていた孫たちも新学期を迎えて東京へ帰りました。 急に静かになり寂しいです。

何もかも自粛ムードで3月の西国三十三ヵ所巡礼の旅は 第9番:南円堂→第10番:三室戸寺→

第11番:上醍醐寺 の予定だったのですが、震災直後だったのでバスツァーはキャンセルしました。

それで6日に そのうちの1か寺、醍醐寺に主人とお花見を兼ねて行ってきました。

秀吉が贅をつくした「醍醐の花見」で有名な桜は今年も絢爛豪華に咲き誇っていましたが、

さすがに外国人観光客はほとんど見かけませんでした。

 

 西大門、(通称「仁王門」)と満開の桜

 

 「上醍醐」と「下醍醐」の両寺をあわせて「醍醐寺」といい、世界文化遺産に登録されています。

醍醐寺の西国札所納経所は、上醍醐寺 准胝堂でしたが、平成20年8月24日 落雷が原因とされる

火災により焼失してしまいました。 今は下醍醐寺の金堂が納経所になっています。 

本来の納経所である上醍醐寺 准胝堂に行くには、山道を1時間以上 登らないといけないので難所だと

言われていましたが、幸いというとお叱りを受けそうですが、仁王門を入ってすぐの金堂で楽でした。

金堂と満開の枝垂れ桜

 

 

下醍醐の奥にある弁天堂

 

 

霊宝館の枝垂れ桜

 

  

 

 

 

 

  

 

 

霊宝館のソメイヨシノ

 

霊宝館では東日本大震災に寄せて、心を癒やす桜にまつわる寺宝をメーンに106点が公開されています。

日本画家、堂本印象が醍醐寺三宝院の純浄観(じゅんじょうかん)に納めた「桜花と杉樹」のふすま絵を

同館初公開され、薄紅色の八重桜と緑色の杉が彩る8面の荘厳な絵を間近に鑑賞することができました。  

 

 

住所:京都市伏見区醍醐東大路町22

宗派:真言宗醍醐派 

本尊:准胝観世音菩薩

開基:聖宝理源大師

創建:貞観16年(874)

御詠歌:逆縁も もらさで救う願(がん)なれば 准胝堂は たのもしきかな

 

 

 

お賽銭箱の横には義援金箱があり、3ヶ所に入れてきました。