まるの日<へミシンクとミディアムな暮らし> まるの日圭(真名圭史)の公式サイト

ネコ20匹を世話するため、本を書いたりバイク乗ったり。見えない世界ととその狭間を見ながら日常を生活する一人の男の物語。

計画はだいたいで。

2010-12-01 19:40:46 | ヘルパー先輩との対話
最近は新しい施設の準備やら準備やらで仕事に追われてますが。
まあ、完璧にしようとすると失敗するので。ある程度の大まかな流れに沿っていれば、まあまあOKという感じで仕事を進めております。
私の場合、細かく緻密に計画を立ててそれを積み上げていく。という細かいタイプではないのです。
大雑把に方向性を決めて、その範囲内で起こる出来事は全部OK、というスタンスで最終的に自分の期待する結末に導いていければいいかな、と言う感じの仕事ぶりです。
なので、途中で結末が変化するときもありますが、その場合はさらにその先の方向性に沿っていればOKという感じですかね。
なので、一見以前とまったく違う事をしていても、それがすべて流れの範囲内であればいいかな、というところです。


さて、今日は何気に非物質的質問をしてみました。

「ルリカさんに質問。『人はなぜ生きるのか?』」
「生きたいからじゃないの。」
「あなたに聞いたのが間違いでした。ジーラのコメントは?」
「そこに有るために生きる。」
「分かりにくいですね。」

説明が大雑把な私のガイドは放っておいて、ヘルパー先輩のところへと足を運びます。
同じ質問をしてみると、

「では、君はなぜ、生きているのかい?」
と逆に質問されてしまいましたが。

「そうですねぇ。生きているものはしょうがないですよね、今生きているのですから。」
「目的とかは無いのかい?」
「目的ですか。あえて言うなら楽しく生きたいですね。」
「それくらい?世界を変えるとかそういうのはないのかい?」
「自分が楽しく生きるためには、環境が自分に合ってないと難しいですよね。そのために、周囲の様子を変化させる努力はしますかね。」
「例えば?」
「家を建てるとか車を買うとか。本を書くとか、ブログ書くとか。」
「それで環境が変るのかい?」
「自分の意識を外に出す事で、自分の中にある意識を再確認できますよね。買ったもの、建てた家を見て、そこに感じる違和感とかいいところ悪いところを見て、自分の趣味を再確認したりして。本書くのもそれですね。自分の意識を外に表現することで、何らかの反応を見たい、という事があります。私と世界のつながりを確認するための作業みたいなものですけど。それは仕事も同じですよね。自分を表現して、そこにあらわれた自分の意識を人に認識してもらって、判断してもらう。それで、自分の意識が表れた外の世界が、違和感無くスムーズに流れるようにしたいとは思ってますけどね。それで環境が大きく変化するとは思ってませんよ。」
「自分の意識を確認するための、周囲の環境整備、という事かい?」
「そんな感じですかね。」
「それを利己主義と言う人もいるんじゃないかな?」
「自分が楽しい気分をもてないならば、人を楽しくさせる事はできませんよね。人を豊かにしたいならば、自分が豊かになっておかないといけませんし。」
「では、無償で人に施しをする人のことをどう思う?」
「素晴らしいことをしていると思いますよ。」
「君のいう豊かさとは対極じゃないかい?」
「なんでも対極に置けばいいでものじゃないでしょう。施しをすることで、自分の心が豊かになるのであれば。それはいいではないですか。」
「それは本心かな?」
「まあ、その人が本気でやっているなら素晴らしいと思いますけどね。でないと、苦痛になって長く続きませんよ。」
「なぜ苦痛になる?」
「エネルギーの循環がそこになくなるからですよね。
相手の感謝を素直に自分が受け取って、その嬉しい気持ちを他の相手にも循環させていく事ができれば、それは素晴らしいことだと思います。でも、循環させるにはエネルギーが必要ですよね。
それは精神力であったり、未知のエナジーであったり、電気、ガソリン、灯油。そして、今の世界では「お金」であったり。
広くその循環を広げるには、やはりそれなりのお金とエネルギーが必要になると思いますよ。
そのエネルギーを得られない場合は、自分が消耗するので苦痛を伴ってくるでしょうね。」
「無償で奉仕している人々についてどう思う?」
「その現場ではお金が動いてなくても、その人が活動するためにお金は動いているのですから、完全な無償の奉仕は存在しないと思ってます。
たとえば、恵まれない人に洋服を配るボランティアをしている人は、その洋服を集める必要があるわけで。すると、それを寄付してくれる人は送料を使って洋服を送りますよね。それに、ボランティアの人の食事、滞在、それにもすべて見えないお金が動いています。
そもそも、道路があって、輸送システムが充実していて、ネットを使って。そのインフラ整備でもお金がかかっているわけですし、それを運営するには電力も必要で、ガソリンも必要になります。それを管理する人の運用コストも必要になりますし。
すると、無償で洋服を配っている、その一枚には結構な見えないエネルギーが使われていることになりますよね。
だから、完全な無償の奉仕は存在しないと私は思っています。」
「ならば、無償の奉仕は偽善なのかい?」
「それとこれとは話が違うでしょう。ただ、完全な無償の奉仕は存在しないけど、その活動はとても良い事じゃないですか。偽善って言葉もあまり好きではないですけど。
私に出来ないことをしている人がいるから、世の中がスムーズに流れていくのですし。いろんな歯車が組み合わさって一つの時代を動かしているようなものでしょう。」
「では、君は富の集中は必要なことだと思うのかな?」
「行き過ぎはなんでもムリがかかりますよね。ある程度でいいんじゃないですか?そもそも、富を蓄積するシステムがありすぎるのが、世の中の流れを悪くする事になっているような気もしますけどね。」
「なぜそう思う?」
「人間だって、脂肪として栄養を溜め込むと、体調が悪くなりますよね。成人病、肥満、肝臓も悪くなるし。それでストレスもたまって、余計に体に悪いです。
それと同じで、必要以上の富の蓄積は、人体にくっついた脂肪と同じように必要以上にあると問題かな、と思います。
人体でも、女性の美しいスタイルが保持できるくらいの脂肪は必要ですしね。その場合、部分的に偏っていたほうが、見た目に美しいでしょう?
ある程度の偏りは必要ですけど、スムーズに循環するような仕組みになるといいですけどね。」
「君は、それを実現するために、向うの世界とのアクセスでそれを求めてみるかい?」
「その前に、まず選挙ですよ。いい政治家を選んでまずは地域の、国の環境をスムーズにしてもらわないと。地道な選択がいい環境を選ぶのであれば、私達にはその環境を作る人を選択する権利が与えられてますからね、それを行使しないと。」
「向うの世界からのアクセスはしないのかい?」
「現実世界の問題は、現実世界でケリをつける。それをしようとしないから、他のI/Tメンバーに御迷惑をおかけしてしまう事になるんじゃないかな、と思ったりするのですが。
私の意識が捕らわれたら、他のメンバーが「チッ、あいつのせいで『孔』の向うにいけないぜ!」とか思われるとイヤじゃないですか(笑)。」
「もう思われているかもしれないよ。」
「後でガイドに聞いてみましょう。
もちろん、向うの世界からのアクセスが必要ならば有りでしょうけど。日常的に、実際あまり必要ないもんじゃあるんですよね。普通に暮らしていれば、普通に良い事して、普通に人と接して、普通に起こって、泣いて、感謝して。その繰り返しで、コレまでの蓄積したものを開放したり、積み上げたり、他のメンバーの開放を行っていたり。そういう事しているんだと思いますよ。 あえて向うからのアクセスだけに特化しなくてもいいような気がします。」
「では、私達と接触するのは無駄な事なのかな?」
「だったら、私はここで話を聞いていませんよ。こうやって接触することで、現実世界での生きる意味を俯瞰できるのですから。って、今日はなんだか、いつもと立ち居地違ってませんか? なんでヘルパー先輩が質問のほうに回っているんですか。」
「たまにはいだろう。君の考え方を聞いてあげているんじゃないか。どうだい、聞かれるほうになった気分は。」
「突っ込みが面倒ですねぇ。」
「いつも君がしている事だろう?」
「あなた方ならば突っ込まれるタイミングも先に分かっているんじゃないのですか? 私の場合はその時時で考えて答えているんですから。不公平ですよ。」
「そうは言いつつも、君は上からの情報をダウンロードしているじゃないか。それでいいんだよ。」
「そうですか?」
「今回は、その練習みたいなものさ。」
「なんか、最近ガイドからも鍛えられたりしてますけど。ヘルパー先輩からもですか。」
「何事も、自分で体験してもらう事を私達は期待しているのだよ。」
「自分で体験ですか。」
「そう、長い長い君の「生」のサイクルの中で、多くを体験してもらう事。それを期待している。」
「ということは、ヘルパー先輩は私の過去生から知っているという事ですか。」
「もちろん、何度も君と会っているさ。」
「どこで?」
「それを、今度自分で見てごらん。」
「教えてくれないので?」
「自分で理解できたほうが、楽しさは倍増するさ。」

という感じで。
まあ、ヘルパー先輩の、ちょっとした手ほどきを受けたような、そんな気がします。



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5 コメント

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まるの日さん、こんにちは。 (りんパパ)
2010-12-01 20:55:04
 お金を貯めるだけでは、駄目ですね。

 お金を回していかないとね。

 循環ですか。

 そうすれば、また、お金が入ってきますよ。

 無理なことをして、続かないよりも、続くことをしましょう。
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「自分で理解できた方が、楽しさは倍増するさ」 (選酋)
2010-12-01 21:26:51
私もそう思います。
だから今日もヘミシンクで温もりま?す?
返信する
このような問答で 悩みながら答えを見出して行く事が 意識の向上に繋がって行くのでしょうね。 (悩ケン)
2010-12-02 01:12:45
現実世界に於いて、はたして 誰がこのような問答に付き合ってくれるでしょうか?

居酒屋で隣りのお客と 『人はなぜ生きるのか?』 という話で問答しても、どうせ最後は 『楽しく生きるためさ!』 で終わってしまいますよね。

返信する
初めてコメントさせてもらいます。 (コレデコ)
2010-12-02 16:49:17
最近ヘミシンクを知ったばかりで、ムンクさんの本を1冊読ませてもらいましたが、全くの初心者です。
そんな中、まるの日さんのブログにも出会い、楽しく読ませてもらっています。

「まるの日」さんなんですが、なぜか「丸の内(まるのうち)」さんと私の頭の中ではついつい言ってしまいます。


「何事も、自分で体験してもらう事を私達は期待しているのだよ。」

・・体験って、頭で考えてるだけじゃなくて、行動に移す、一歩を踏み出すってことなのかな?と思って、ちょっとささやかな一歩ですが、ここにコメントさせてもらいました☆
返信する
皆様、コメントありがとうございます。 (marunohi)
2010-12-02 19:18:49
なんでも、1つ体験すると、それだけ何かを得られるものですよね。
そこに気がつくと、失敗という言葉はあまり存在しないのかな、と思います。
何かと比べるとそうなるのでしょうけどね。

まるひのさん、は良く言われるのですが。
丸の内さん、は初めてです(笑)。
コレデコさん、今後とも、よろしくお願いします。
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