流行語大賞の選考はwithoutコミュ障

今年2013年の流行語大賞が発表された。ノミネートされた中から大賞に
選ばれたのは全部で4つ
「今でしょ」
「じぇじぇじぇ」
「お・も・て・な・し」
「倍返し！」

大賞4つともすべてテレビからの受賞となった。
予備校の人気CM、人気NHKドラマ、五輪招致における元テレビキャスター
人気のTBSドラマ

「マスゴミ」とネット民から揶揄されて一時はフジテレビの韓流批判デモなど
なんとも情報の有力媒体はインターネットに移ったのかと感じさせる傾向でしたが
ここに来てテレビへの復建が目覚ましいです。

以前にも書いたのだが、テレビやラジオは「マス・メディア」であって「マス・コミュニケーション」を
文字って批判する「マスゴミ」の対象に必ずしも値するものではない。

どちらかと言えば「マス・コミュニケーション」通称「マスゴミ」はネット民のソーシャルネットワークを
表わすものだと理解した方が認識は妥当なのだが、ネトウヨにはそれが解らない為にメディアに対して
マスゴミと言い放つのが当然としていた。　ミイラ取りがミイラになるようにオイオイ、そりゃお前らの
事だぞ、脳天に肘鉄をお見舞いしたくなる。

去年の流行語大賞にノミネートされていた「ネトウヨ」は潰れて、ネット社会からテレビ社会への再構築が
すんなりと成功した。「マスゴミ」という言葉に流されて信用性を失いつつあったテレビが視聴者を取戻し
メディアの王に返り咲いた今年の流行語大賞でした。もしかするとネット民こそが情報難民かもしれません。


来年も面白くて魅力的な流行語が生まれると良いなと思います。
それにしても感嘆語が増えているのは何故でしょう？それだけ日本人がが感情的に未だ浮ついているところが
あるからではないでしょうか？　昨今の政治や社会に対する不満や気持ちのヤリ処に困っているのではと
推測されます。　どちらにせよ冷血漢とコミュ障には関係の薄い流行語大賞の選考だったのです。