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ズレ始めた安倍総理の靖国神社参拝問題。

2013-12-26 20:50:08 | 政治
安倍総理が靖国に参拝したそうだ。組閣から1年経った12月26日に突如靖国参拝に
出向いたそうです。巷の意見は賛否両論ですが、本来なら日本国の後ろ盾をしてくれるはずの
同盟関係の米国からも批判を受けた。これまでと同様に近隣諸国からも非難を受けた。

国内では元総理大臣の鳩山由紀夫氏が中国に対して和平へ向けての懐柔策を取る事さえも
批判され野中宏務氏の「尖閣諸島棚上げ論」も売国奴と呼ばれてしまう、今の日本の右傾化による
国民意識では、元米国大統領のビル・クリントン氏の中国側に配慮した立場と今回の首相参拝による
米国からの批判は当然のことながら理解が出来るはずも無いです。

「えっなぜ?中国側に加担するの?」
「どうして日本の防空識別区域を中国に譲ってしまうの?」
「日本は多額の資本を米国に贈っているのに・・・」
「ましてや国内問題の靖国参拝にまで批判をつけるなんて。」

そんな風に考えてしまうのが今の普通とも呼べる右派に感化された国民の考えなのでしょうな。
先ず話して於かなくいけないのだが、靖国へ政治家が参拝に行く場合はほぼすべてCIA関連の
情報として米国に流れていきます。それは第2次大戦後GHQにより、神道は国家的な象徴である
天皇制と同様に神社神道としての立場を持っていたのですが、残念なことに靖国神社などは
戦死した魂を英霊として祭る事から戦前と同様に天皇を利用した軍部の思惑に使われてしまう
国家神道としての側面を完全に消せなかった。 以前まで神社の敷地内に多く立ち上っていた魂の
鎮魂の為の提灯<柱>などを設置するのも実際には問題のある行動だった。

A級戦犯を祭るなど第二次世界大戦の正当化に余念のない、日本の軍部の古い体質を継承してしまった
日本の右派思想は返って同盟国である米国からの信用も失いかねない事態を招いてしまった。
総理の靖国参拝を正当性のある行為だと主張する場合には靖国神社は神社神道である事が引き合いに
だされますが、国家神道としての恐れがあるから総理や軍部は神道に関わってはいけないのです。
これを理解してないと靖国問題は語れないのだ。

靖国神社は国家神道の側面がある限り、天皇の親拝や首相の参拝は批判され続けるのです。
もしも天皇や首相が普通に靖国へ行けるようになるにはA級戦犯の合祀や第二次大戦のメモリアル碑としての
要素を排除して政治利用されないように配慮をしていかなければ成らない。神社の中でも靖国神社は
そのような要因が大きいのです。
まだまだ天皇の靖国親拝への道は遠く遠く先の事になりそうだな。

本気で記事を書くとかなり難しく長くなるのでこの辺でまとめるのがいいのかもなぁー。
まっ中国、韓国、そして米国から後ろ指を指されないようにしないと向こうの方が対日政策で
関係が深まってしまうので気を付けないとな。おまけに安倍総理の「不戦への誓い」はちょっと場違いだな。
それは沖縄県の平和記念公園でしてください。タイミング的に沖縄県の仲井間知事と会談した後であった為に
多少影響されちゃったのかな?(人・㉨・)南無――。

日本の右派思想の実際には国家神道だけども神社神道だと勘違いして欲しい的なアプローチは
事ある毎に有効性を弱くして何時かはいつもの「日本版オオカミ少年」の戯言のように扱われるようになれば
日本の国際社会での自立的な位置つけも衰退しかねない程の逆効果を生む恐れがあるけど、まぁーそれが
所詮日本の右翼だよ。ご愁傷様です。チーーーン!

後ろ盾の米国からの批判、安倍総理の「不戦への誓い」、右派の国家神道としての利用などなど
あらゆる面で場違いの真意とは大きくズレを感じる事が多くなってきた日本の靖国問題です。
それはA級戦犯の合祀が相当体裁の付かない事実だと思い始めている証拠なのでしょうな。








コメント
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