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村上春樹氏惜しくもノーベル文学賞受賞逃す。

2014-10-09 22:56:42 | 社会
2014年のノーベル文学賞が発表されました。
結果から申し上げて受賞されたのはフランスの作家
パトリック・モディアノ氏(68)が選ばれました。おめでとうございます。
「Felicitations!」

今年こそは・・・と挑んだつもりの日本文壇界の巨匠村上春樹氏は残念な事に
再びノーベル文学賞の受賞を逃してしまいました。

モディアノ氏は2008年ごろにもノーベル文学賞を受賞するのではないかと
騒がれておりましたが、大きく時期がづれ込んで2014年の受賞となりました。

文学賞の競争率の高さが覗えます。そうとなれば、村上春樹氏も日本文壇の
不審要素である集団的企画作業による作品の創作の問題を克服して一作家としての
地位ばかりでなく、日本文学の独創性と純粋文学であることに努める過程が重要となる。

なんとなくisp細胞で受賞した山中教授の「この賞は日本人みんなで受賞したものだ。」
と発言したコメントの意味が重く圧し掛かって来る。村上氏に対する評価と受賞までの道のりの遠さを
比較した時、文学賞に足りないのはこうした社会的な環境だと思う。

最近だと理研のSTAP細胞の研究で小保方晴子氏の研究論文が不正であると批判され、
正式な研究論文とは認めることは出来ないと決断された背景には科学に対する日本人の
真摯な態度が不正なSTAP細胞の研究に対して厳しさとなって反映された物だと思います。

それに対して日本の文壇の複数人で企画が行われネタを出し合いそれらを統合して
一つの文学作品にしていき、それが一人の作家の才能であるかのように振る舞うような
創作活動が横行している以上、日本文壇界の村上氏の受賞に二の足を踏ませてしまう。

そんな集団作業の恩恵を受ける作家には永遠に受賞が0でも結構だが、他の真面目に
文学創作に取り組んでいる作家にとっては非常に腹立たしいことだ。

ましてや罵詈雑言を並べただけの無才で異常的な短文にポエムだと自称し、他に対して
独善を利用して悪意の強勢を張る様なことを平気で出来るような人格的な欠落を隠せない
醜悪などに常日頃から踏みにじられている日本文学界に対する憐みだ。

これにもめげる事なく、村上春樹氏はこれからも日本文学の為にそして一作家として
頑張って欲しい。ハルキニストばかりでなく、いつかは日本文学を救ってくれ!







コメント
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