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国会での原発問題の審議

2018-03-23 23:40:33 | 社会
今にしてみれば日本では3.11震災原発事故による放射能汚染の脅威を危険視することを否定されていた

恐ろしい時期があった。2011年の震災から4,5年の内はこうした放射能に対する偏見との戦いが一般にも

行われており出所の解らない根拠を用いて放射能による汚染を無問題といえるその神経を疑った。それは

原発の推進派ばかりでなく東京大学出身の学者までもが放射能の危険性を強く否定していたのは有っては

ならない事だった。更には原発推進派の大前提だった原発発電のレートベース方式による原発発電の優位

性さえも法律的にはそれを証明するものが無かった。こうして長きに渡る反原発との攻防の末に原発推進派

の悪質な主義主張のメッキがどんどん削ぎ落とされ、歪な理論の骨格が露わになると原発はほとんど詐欺に

近い印象を国民に持たれるようになった。そしてこれだけ世間からの感心が高く重要な問題であるにも拘らず、

国会の場で真摯に審議が行われない理由を言えば、それは自民党は根本的に原発推進派であり、原発に関する

話題は国会以外の場外乱闘で片づけようとする無責任な体質が存在している。 唯一国会の場で原発問題を

語れるのは山本太郎議員だけではとても推進派に敵うはずも無く、もう少し能動的に考えた方が良いと思う。

国会に原発の是非の問題をフィードしていくのは想像以上に難しいと思う。正直に山本太郎など屁とも感じて

いないと思う。そんな原発推進派ありきの自民党に批判が出てこないのもまた不思議なことだ。

最近国会では廃炉の計画が決まった。震災事故から6年以上経過した今になってである。わかっているようで

誰も解っていない日本の原発問題。知っているようで誰も知らない日本の原発事故だ。









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