フジテレビで30年間続いた長寿番組の『とんねるずのみなさんのおかげでした。』通称“みなおか”が
3月22日に最終回を迎えました。2017年の役員人事で長年に渡りフジテレビの頂点に君臨していた日枝久が
その座を退いた為にシガラミに囚われずに大幅な番組改定が可能となったような印象を受ける。
しかし低視聴率に喘ぐ“みなおか”と土8の“めちゃいけ”の2大長寿バラエティ枠の終了は必ずしも長年待望
されたフジテレビの良改を証明するモノでは無くなっていた。時間の経過と共に別のモノになっていた。
現在フジテレビの社長は宮内氏で元々は日枝の部下だった。態々岡山から呼び戻してからの社長就任だった。決して日枝
体制に大きな変化が有った訳では無く今まで通りに日枝の融通の利くシステムが残っていた。その為に今回の役員人事
でも当初フジテレビが変わる事は期待されていなかった。宮内社長による間接的な日枝支配体制によるフジテレビが
まだまだ続くものだと思われた、しかし予想外にも宮内社長は当初否定していた“みなおか”の終了を2017年年末に急遽
発表した。日枝元会長と蜜月の関係が続いていたバラエティ枠のとんねるずの「みなおか」が終了し土8の「めちゃいけ」
も終了を決めた。 相談役とは言っても“みなおか”は日枝が処遇を預かる番組であったはずだ。日枝無では断行できない
はずなのだが、そこに疑問が残る。
人事の面からは予想外の大幅な番組改革が断行されたが、それはこれまでのような番組改定とは大きく意味が違った。
宮内社長は高齢である日枝久80歳の後始末の役目を果たす為の番組の改定作業だった。いわば終活のお手伝い仕事だった。
いつの間にかフジテレビ日枝体制は本人が自らの立場さえも扱えない老体となっていた。日枝久80歳。当然と言えば
当然の話で毒を喰らわば皿までもの言葉に表される最後の時を迎えようとしている。前任の亀山社長の時にはまだ有った
「フジテレビはまだ間に合うかもしれない」とする微かな期待さえも絶たれた恰好である。それはフジテレビ局の事では
無く日枝フジテレビ体制の評価であったことを望む。
こうしてみると“笑っていいとも♪”を終了させた前任の亀山千広社長が変革の意味では非常に良い仕事をしていた事が解る。
今現在BSの社長に左遷された亀山氏は“みなおか”の陰でBSのポンキッキを終了させていた。年齢的にもまだチャンスのある
亀山氏には何時かまたフジテレビに帰って来る事を期待している。
3月22日に最終回を迎えました。2017年の役員人事で長年に渡りフジテレビの頂点に君臨していた日枝久が
その座を退いた為にシガラミに囚われずに大幅な番組改定が可能となったような印象を受ける。
しかし低視聴率に喘ぐ“みなおか”と土8の“めちゃいけ”の2大長寿バラエティ枠の終了は必ずしも長年待望
されたフジテレビの良改を証明するモノでは無くなっていた。時間の経過と共に別のモノになっていた。
現在フジテレビの社長は宮内氏で元々は日枝の部下だった。態々岡山から呼び戻してからの社長就任だった。決して日枝
体制に大きな変化が有った訳では無く今まで通りに日枝の融通の利くシステムが残っていた。その為に今回の役員人事
でも当初フジテレビが変わる事は期待されていなかった。宮内社長による間接的な日枝支配体制によるフジテレビが
まだまだ続くものだと思われた、しかし予想外にも宮内社長は当初否定していた“みなおか”の終了を2017年年末に急遽
発表した。日枝元会長と蜜月の関係が続いていたバラエティ枠のとんねるずの「みなおか」が終了し土8の「めちゃいけ」
も終了を決めた。 相談役とは言っても“みなおか”は日枝が処遇を預かる番組であったはずだ。日枝無では断行できない
はずなのだが、そこに疑問が残る。
人事の面からは予想外の大幅な番組改革が断行されたが、それはこれまでのような番組改定とは大きく意味が違った。
宮内社長は高齢である日枝久80歳の後始末の役目を果たす為の番組の改定作業だった。いわば終活のお手伝い仕事だった。
いつの間にかフジテレビ日枝体制は本人が自らの立場さえも扱えない老体となっていた。日枝久80歳。当然と言えば
当然の話で毒を喰らわば皿までもの言葉に表される最後の時を迎えようとしている。前任の亀山社長の時にはまだ有った
「フジテレビはまだ間に合うかもしれない」とする微かな期待さえも絶たれた恰好である。それはフジテレビ局の事では
無く日枝フジテレビ体制の評価であったことを望む。
こうしてみると“笑っていいとも♪”を終了させた前任の亀山千広社長が変革の意味では非常に良い仕事をしていた事が解る。
今現在BSの社長に左遷された亀山氏は“みなおか”の陰でBSのポンキッキを終了させていた。年齢的にもまだチャンスのある
亀山氏には何時かまたフジテレビに帰って来る事を期待している。