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『反原発』『脱原発』『卒原発』の違いを考える。

2018-03-24 23:13:45 | 社会
『反原発』『脱原発』『卒原発』の違いを考える。

原発発電に関する思いや考え方は人それぞれだ、福一原発事故に対する気持ちもあれどもそれ以外の部分でも

人それぞれだ。その中でも3.11以後に最も過激で強い意志を見せているのが『反原発』の存在で、原発発電を

原理主義的にも否定していく思想を持って活動している。原発は安全性に問題が有るとして問答無用の立場だ。

原子力やプルトニウムの活用は数あれど発電事業に原子力を利用することを強く反対する思想だ。それは震災後

7年経った今でも継続しており、原発に反対する最大手で老舗といったところ。


『脱原発』はそもそも今は無き原発推進派に並行するように存在した。推進派との衝突を避けて現在の原発発電に

依存している形から次なる代替エネルギーを模索しようとする立場ですが、論は乏しく本来議論すべき原発の安全

性や汚染の実態を放棄して別の理想的な理論にまで飛躍してしまう身勝手な所がある、そこにどうしても無責任な

印象を受けてしまう為に信用を得ることが出来ずに徐々に弱体化していった。

心配事は特に掴みどころの無かったセシウムや放射能汚染から現実味が出てきて癌罹患者の増加に具体化している。

そんな中でも環境に優しいスマートグリットへの転換などを主張しても的外れでもある。 何十年も先の科学の発展に

期待を寄せるそんな悠長な活動が福島の住民に受け入れられるはずも無い。


『卒原発』は未来の党が主張した理論で原発発電に依存する時代を終わったことを意味している。しかし次なるエネ

ルギー事業の形が見えてこないので表面的で短絡的なロジカルに過ぎないとして消えて行った。


震災が起こり福島原発事故が発生して7年の月日が流れても未だに原発の安全稼働を実現化させる法律もなければ、

原発の稼働率や原発施設の老朽化に対する基準や見解があるわけでもないので、「原発は安全そして優位である」

客観的な根拠が失われても3.11以前と変わらず7年後の現在も野放図に原発発電事業が継続されているのは緩慢だと思う。

しかもそれは単にエネルギー問題では無く戦後史における外交や政治経済にまで意味を広げた緩慢だと思う。


そこまで理解していれば、『反原発派』の意見は理解し易い。 原発発電事業には明確なルールと規制が存在しない。

脱却するというけれども何から脱却するのか解らない。環境に優しい次世代エネルギーは今まで原発推進派が使っていた

二酸化炭素を出さない環境に優しいはずの原発のスローガンと変わり映えしない。

核廃棄物の最終処分場は淡路島になるのではと噂されていますが、なぜかすでに淡路島周辺の瀬戸内海では伊方原発からの

放射能汚染水の流出で環境が悪化している。漁獲量も少ない。お膳立てが何十年も前から始められているのは如何なものか。

既に汚染されているのならば最終処分場が建設されてもそれほど反発は無いと思うよ。

















コメント
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