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2015年2月15日(sun)の記事で書いた日韓スワッピング協定についてですが、
誤字や誤った内容や問題となる点が有った為に補足も加えて再載です。
※先ずはその日の記事のコメントにも書いたのですが誤字の訂正と補足です。
◎『チェンマイ・イニシアティブ』の段の5行目です。
>2013年度の韓国が貢献する分の192億ドルの内100億ドル分は日本が代出していました。
※この一文の冒頭の年号2013年×→訂正→2014年○となります。
◎日本銀行と韓国銀行の行う30億ドル分のスワッピング協定の段につきましては
日銀の株主の存在を伏字で書くことを忘れて本名を載せてしまったので削除しました。
投資家のプライバシーの問題に触れることとなりました。尚タイムラグ的な問題で2011年の
内容を2015年今の意見として書かれてましたが、こちらの方は訂正ではなく削除ということで対応いたします。
これらの内容を是正した後の再載です。
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従軍慰安婦問題が国連の人権委員会においてクワマスラミ報告書において
日本側に「法的責任を取るべき」と判決を下した。なんとも1993年のウィーン宣言から
河野談話から約20年以上という歳月と財政を費やし2014年に日本の有罪と言ってよい判決がでた。
これを機に日本国内では韓国を相手取った従軍慰安婦問題が語られる機会も少なくなり、今後は
政府間における行政的な活動によってこの従軍慰安婦問題を国連人権委員会の下した判断に沿うように
達成されるものだと思われる。
◎日韓通貨スワッピング協定(2008年~2013年)
これまでの戦後補償問題には先ず代表的な経済支援策として『日韓通貨スワッピング協定』があげられる。
この協定は2008年の麻生政権時代に生まれたもので、リーマンショックによる韓国の通貨危機の弊害を取り除き
韓国経済の安定化に寄与するものである。この協定は2008年の麻生時代から民主党政権時代を跨いで延長され自民党が
政権を取り戻しても延長され2013年まで続いた。
この協定が韓国経済の安定に寄与するものだとする根拠は 日本銀行と韓国銀行が取り決めるもではなく、
韓国政府と日本の財務省が取り交わす協定であること。もしも日本銀行がこのような都合の悪いスワッピングを
していたら日銀の株主のロス○ャイ○ドや他の株主に迷惑がかかるからだ。だから財務省主導となっていると思う。
最初から日本にとっては不利益ではあるがその裏には戦後補償としての役割が存在していた。
2008年の麻生太郎総理大臣擬きが始めた『日韓通貨スワッピング協定』は2013年に麻生太郎財政担当大臣らしき人物に
よってやっとこさ終了となった。因みに2008年の財務担当大臣は故)中川昭一でした。外務大臣は中曽根弘文で当時からこの
麻生太郎総理の事をボヤいていたので、注意されてました。wwww
この麻生太郎が作り出した日本と韓国の間のスワッピング呪縛が5年も続いていた事になる。
この麻生発の『日韓通貨スワッピング協定』は2013年まで延長されたのだが、その間に
この協定が700億ドルまで拡大した責任をよく麻生太郎は民主党の責任にしたがる。最近でもその傾向が強い。
スワッピング協定拡大による民主叩きの語り癖が今も尚続く。
そんな訳で反自民党の私としてはこの自民党のスワッピングに関する態度が気に入らないので
敢えて2013年には終了した『日韓通貨スワッピング協定』について紐解いてみる。
700億ドルまで拡大したこの協定。韓国はこの日韓通貨スワッピングで手に入れたお金の一部をチェンマイイニシアティブの
マルチスワッピングに転用していた。
そこを多国間合同で行うマルチさ故にチェンマイイニシアティブCMIで韓国の信用の無さを各国に指摘されて返って自国の通貨信用を
下げる結果になってしまった。悪銭身に付かずですな。?(そして過ぎたるは及ばざるが如し。)
韓国の自爆を産むという意味ではこの日韓スワップ拡大は必ずしも韓国経済の為には成らないと国際経済社会は知っているが日本国内では
未だに民主叩きの為の700億ドルスワッピング拡大と歪んだ印象を持たれている。自民ネットサポーターによる情報操作だと思われる。
元々この『日韓通貨スワッピング協定』は自民党の麻生太郎が始めた政策なのでその分も重なって民主叩きは過熱気味である。
麻生自らが生み出した韓国とのスワップ協定は何時もの定番のアホ自民党の如く
福島原発、消費税増税、TPP、日韓通貨スワップなどの問題をすべて表面的に扱い中身を見ること無く民主党に押し付けたようだ。
結論:『日韓通貨スワッピング協定』は自民党麻生政権時代に始めたものでその拡大を理由に民主党に悪質な政策として押し付けるのは
明らかに自民党のネットサポーターを使った情報操作である。やっぱりゲスいね。あぁ~ゲス過ぎて返って気持ち良い。
これぐらいのゲスい事をしてもらわないと自民党の叩き甲斐が無いってものだ。
◆日本のチェンマイイニシアティブCMI(マルチ・スワッピング協定)の貢献額+日韓スワッピング◆
2011年384億ドル +230億ドル(日韓スワッピング協定) 614億ドル
2012年384億ドル +230億ドル ∥ 614億ドル
2013年384億ドル +200億ドル ∥ 584億ドル
2014年768億ドル +100億ドル ∥ 868億ドル
さてさて話は戻ってこの『日韓通貨スワッピング協定』の裏側の役割とでも言おうか韓国との戦後補償の問題です。
これまでの日本からの韓国への援助の多くは20年という歳月を通して戦後補償問題を自国の努力によって
十分に達成されたものだと国際社会に認知されてこそ戦後問題の解決がなされるものであった。
しかしこうした日本の長年の継続的な努力を反故にするかのような麻生太郎のスワッピング協定での大失態があった。その為に
2014年の国連人権委員会での日本の従軍慰安婦問題を総括する判決は『日本側に法的な責任を取る必要性がある』と
クワマスラミ報告書をもとに有罪判決が下された。
「日本の戦後保障問題は解決済みです。」と国連の人権委員会から答えを引き出すことが出来なかった。
ウィーン宣言から河野談話によって1993年から始まった日本の戦後補償問題は敢え無く敗北してしまった。
麻生太郎が日本の総理大臣時代に麻生は韓国からのスワッピング協定を結ぶ代わりに
戦後問題に言及することを控えるよう韓国側に要請してたのであった。
そしてこの日韓通貨スワッピング協定を結ぶ上で日本側が韓国に示した条件が国連による慰安婦問題を裁くうえで
致命的な汚点の一つとなってしまった。
日本は韓国と当事国同士での解決を目指すはずが、麻生の通貨スワッピング協定拡大と引き換えに肝心な
戦後保障問題の行政の取り扱いを遮断し閉鎖的にしてしまったのだ。これでは当事国間での解決が図れないと
印象を持たれても仕方がない。日本の戦後問題への取り組みは公然性を無視して経済的な上位の立場を使い相手側の
主張を言い包めたも同然だった。
もうここまで来ると麻生政権時代の汚点が響いて人権委員会の下す結論は固まっていたのかもしれない。
従軍慰安婦の問題の是非の前にこのような不誠実な対応を見せたことが有罪判決に大きく傾く原因となったことは
云うまでも無く、これはネトウヨや自民サポーターが引き起こした日本の不利益だと思う。 戦後補償の側面を持つ韓国との
スワッピング協定が気に入らないのならば、最初からするべきではない。
しかも大失態をした麻生政権の怨念が国連の判決が出た後の今でも日本に残っている。それが今も続くチェンマイ・イニシアティブ
によるマルチスワッピング協定に関する更なる日韓スワップ協定。
そしてまたしても麻生太郎が慰安婦問題の戦後補償に続きに続き再び大失態を繰り返してしまった。
◎『チェンマイ・イニシアティブ』ASEAN+日中韓の13か国合同で行うマルチスワッピング協定。
(2001年~現在進行中)
麻生太郎が作り出した『日韓通貨スワッピング協定』だけではなく、この『チェンマイ・イニシアティブ』による日韓スワップ協定も
あるんですな。前者は2013年に終了となりましたが、こちらのチェンマイCMIにおける韓国との協定は2014年まで続いていた。
日韓通貨スワッピングが終了した2013年まではこのマルチスワッピング協定は総額1200億ドル分の貢献が各国でなされていた。
その内に日本が出資するのは中国と同等の384億ドル分でした。韓国が192億ドル分でした。
2014年度の韓国が貢献する分の384億ドルの内100億ドル分は日本が代出していました。
2015年2月現在、問題となっているスワッピング協定はこちらの方のスワッピングです。
チェンマイイニシアティブ・マルチスワッピング協定における韓国192億ドル分の内の100億ドル分の貢献を終了する。
by麻生。
ネトウヨや嫌韓の人には大好評となった麻生太郎のスワッピング協定の更なる延長が停止し時期的に素敵なバレンタインプ
レゼントになり諸手を挙げてぬか喜びをするバカの姿が目に浮かぶ。慰安婦問題で負けた韓国に対して一矢報いたと感想を
抱いている内はこのスワッピングの意味を未だに理解していない哀れな存在なのだろう。
『日韓通貨スワッピング協定』と同じく『チェンマイ・イニシアティブ』における韓国とのスワッピング協定も戦後補償問題で
敗北という結果の後には既に意味が無くなったので辞めるだけだ。これまでの労力と支出が水の泡となった。
しかも慰安婦問題での大失態と同じ麻生太郎が残りの100億ドル分の協定を終了させただとよ。笑わせる。ww後引きの悪い奴だ。
自前でスワッピング作っておいて自前で片づけて喜んでいる。すこしその精神を疑ってしまう。
今まで払っていた経済支援策が結局日本にとって無駄になっただけの事。だから終了するんだ。
麻生太郎のスワッピング協定での戦後補償における結果が出なかったどころかお得意のマッチポンプで披露してくれた。ww
「お願いして借りて頂くようなものではない。」by麻生。
・戦後補償の意味をやっぱり解っていなかったバカ。
「面白く答えると問題になりますんで・・・」by麻生。
・どうしたら面白く答えられるのか見てみたい。恐らく韓国は恩を仇で返すと言いたいのであろう。
それ、単なる自己の失敗政策をネトウヨと一緒に歪曲させた勝手な被害妄想ですよ。
これでようやく渋々とではあるが『日韓通貨スワッピング協定』と『チェンマイ・イニシアティブ』による両スワッピングについて
納得しできるものなのだが、その実態を明かしたくないのが麻生クオリティー。しかもこの問題は更にココから下に落ちるんですよ。
◎『チェンマイ・イニシアティブ』によるマルチ・スワッピングの拡大。
2011年には700億ドル分まで拡大した日韓スワッピング協定ですが、それ以外にもチェンマイイニシアティブでマルチスワッピングに
384億ドル分の貢献をしていた日本の財務省。
しかし日韓のスワッピングが終了したので今年2015年からはスワップ問題は楽になると思われがちですが、日韓スワッピングの終了した
2013年の翌年の昨年2014年7月にはなんとこのマルチスワッピングがこれまでの1200億ドル分から2400億ドル分へと拡大したので
これまでの384億ドル分より倍増の日本は768億ドル分をこのスワッピングに貢献している事になる。
ここに国連人権委員会の日本に対する有罪判決が反映されている。
しかも量的緩和政策の為に円安傾向が強いので2011年当時の1ドル/78円の為替レートに
比べて2015年今の1ドル/118円のレートでは随分と負担率が高くなっている。
アジア地域を含めて複合的にではあるが、日本は今も尚、間接的に韓国経済をスワッピングで支援していることになる。
日韓における財務省の行うスワッピング分や日本銀行の行うスワッピング分の両方が終了してもCMI自体が倍増しているので
減額とはなりません。
今では韓国の日本に経済支援を求める姿にのみ冷淡な視線を向けるような内容となっているが、この日韓通貨スワッピング協定を
麻生太郎が結んだ2008年の当時にも冷ややかな意見が相次いだ。しかしそれは韓国に対してではなく、時の総理大臣の麻生太郎に
対しての経済面からの批判であった。 日本もリーマンショックで大変な時にどうして他国の面倒を見なくてはいけないのか?
意見だった。
そして日韓通貨スワッピング協定について当時の麻生太郎は
「日本にしてみればメリットが少ないと思われるかもしれないが詳しい内容を見たら日本にとって素晴らしものであると
信じてもらえるはず。」と戦後補償問題の一役であることを暗に仄(ほの)めかしていた。
そしてこの後このスワッピング協定が拡大する可能性も話していた。
韓国は2011年から2013年までの3年間をほとんど自国の負担無しに日本の代理を建ててチェンマイ・イニシアティブを為し得ていた
のでそれを2011年の単年に限って民主党野田政権だけの責任にすることも間違っている。少なくともその内の
2013年分は自民党安倍政権の支出である。その為にこのスワッピング協定はいつまで続けるかどうかの「延長」という言葉が使われる。
民主党の700億ドル分のスワッピングがどのようなものであるかはもう少し内わけを明確にするべきです。
スワッピングは本来ならば中央銀行同士が行うもので財務省が主導権を握るものではないと思うのですが
2014年までに財務省が主導する日本と韓国の2国間のスワッピング協定は2015年2月をもって全て終了となり、
従軍慰安婦による戦後補償の問題も一段落しました。
やっとで日本は麻生太郎のスワップの呪縛から日本は解放されましたな。
しかし日韓関係におけるスワッピング協定は2015年に延長されず終了を迎えたのだが、
変わって「チェンマイ・イニシアティブのマルチ・スワッピング協定」CMI
の貢献額が倍増されての768億ドル分となっているので決して日本は麻生太郎や菅官房長官の豪語するような
スワッピング協定の負担を減らすことが出来たのではない。二国間のスワッピングから多国間によるスワッピングに変更となった。
そして国連の人権委員会の判断に沿うように韓国との2国間だけでなく、戦時中多大な迷惑をかけた
アジア地域においての通貨安定に寄与する形を採用してチェンマイイニシアティブで貢献することが求められる。
CMIの1200億ドル分から2400億ドルへの拡大2014年
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日韓スワッピング協定の内わけ
2011年200億ドル +30億ドル(日本銀行)
2012年200億ドル +30億ドル(日本銀行)
2013年200億ドル
2014年100億ドル (国連の従軍慰安婦問題での判決とCMIの拡大)
韓国のチェンマイイニシアティブCMI(マルチ・スワッピング協定)の貢献額
2011年192億ドル
2012年192億ドル
2013年192億ドル
2014年384億ドル
日本のチェンマイイニシアティブCMI(マルチ・スワッピング協定)の貢献額+日韓スワッピング
2011年384億ドル +230億ドル(日韓スワッピング協定) 614億ドル
2012年384億ドル +230億ドル ∥ 614億ドル
2013年384億ドル +200億ドル ∥ 584億ドル
2014年768億ドル +100億ドル ∥ 868億ドル
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日韓通貨スワッピング協定は2001年から存続しているチェンマイイニシアティブを舞台に行われていた
戦後補償の問題であるが2008年には麻生太郎によって財務省を使い日韓関係における戦後補償として
利用されるように型が外され、拡大する傾向を強めた。そして民主党時代には更に拡大して2014年まで
引きずった。 再三ではあるがこれは自民党麻生太郎政権時代に始まったものである。
さてさて、こんな感じで久しぶりに真面目にブログ記事を書いてみました。色々調べたり疲れたぞ。
大体こんなところで日本と韓国の間にあるスワッピング協定とは何かを理解が出来ると思います。あとは誤字脱字がなければ
少なくとも何時ものように「民主党時代に700億ドル分まで拡大した日韓スワッピング協定」とは一方的に言えないものだ。
そして「韓国に対する無償の経済援助や日本側にメリットが無い。」とも言えません。それは自民党ネットサポーターの妄言です。
てなことで、ネトウヨの日韓スワッピング協定に関する主張を一刀両断にしてみました。
それにしても安倍総理にしてみればこのような財政担当大臣で苦しいところだが、一応、チェンマイ・イニシアティブの
マルチスワッピングへ一本化したことで多少は負担が減ると思います。
安倍総理も麻生のスワップ呪縛から解き放たれて良かったと思います。
そして日本はドル保有率が非常に高い国なのでこのアドバンテージを使いアジア地域全体に貢献するという
マルチスワッピングに移行したことは誠実性が高いものだと思います。そこが国連人権委員会の粋な計らいだと思います。
✧ 2011年の民主党政権時代に日韓通貨スワッピング協定が従軍慰安婦問題を口実に拡大する事は間違いなかった。
しかしそれは交渉の段階では最大で約400億ドル分(チェンマイCMI2年分)と双方にある程度の試算が成されていたのだが、
それから更に300億ドル分増えて700億ドル分にまで拡大した背景にはこの日韓通貨スワッピング協定が麻生太郎が始めたもので
あるので当時野党であった自民党にも言い分があるとして、態と韓国側からの交渉に加担し700億ドル分まで拡大したと云われている。
そして増額分の300億ドルが響いて韓国経済が自爆したことを受けて日本に戦後補償を真面にするつもりは無いと国連に印象を
与えてしまったのでしょうな。 それにしても従軍慰安婦問題での敗北が痛かったな。 ✧