まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

10月18日 『at Home』 でシネマdeてつがくカフェ決定!

2015-09-08 10:51:26 | 哲学・倫理学ファック
1年前に映画化の情報をお伝えしていた 『at Home』 が先月末よりいよいよ公開になりました。



原作が大好きな小説だったのでものすごく楽しみにしていましたが、

公開まで予想以上に待たされてしまいました。

公式サイトを見に行っても、キャストだけは決まっているものの、

いつ完成するのかも含めてほとんど情報はありませんでしたし、

(私の1年前のブログ記事が映画化を待ち望む世間の声として紹介されたりしていました

どうなることかとちょっと心配していましたが、とうとうロードショーを迎えました。

と喜んだのも束の間、8月22日より全国公開というのに、

福島では 「フォーラム福島」 でも 「イオンシネマ」 でもいっこうに上映される気配がありません。

どうなっているのだと 「フォーラム福島」 の支配人、阿部さんに問い質しに行ってしまいました。

いつも 「シネマ de てつがくカフェ」 を一緒にやらせていただいている仲ですので、

わりと気軽にいろいろな相談を持ち込めるのです。

お聞きしてみると 『at Home』 は単館系の映画なのでいずれフォーラムで扱うはずだけれど、

先月末の段階で、今のところまだ上映予定は立っていないとのことでした。

爆発的にヒットするような大作でもなく、といって通好みのいかにもフォーラムっぽい作品でもなく、

フォーラム全体として (フォーラム福島だけではなく) ちょっと扱いに困っているとのことでした。

だとするとまさしく 「てつがくカフェ」 の出番じゃないですか。

ぜひ一緒にやりましょうということで、

その場で 「シネマ de てつがくカフェ」 の開催を決めてしまいました。

その後の日程調整の結果、10月18日 (日) に開催することになりました。

いつもと同じく14時から映画上映、16時過ぎからシネマカフェという感じのスケジュールになります。

詳細が決まりましたら、また 「てつがくカフェ@ふくしま」 のブログでご案内いたします。

「家族の絆とは何か?」 を深く語り合うことのできるてつカフェになるでしょう。

それにしてもあの原作がどんなふうに映画化されたのでしょうか?

原作は文庫本に4つの話が掲載されている短編集のうちの1本です。

その短い物語がどのように2時間の映画に仕立てられているのか。

予告編を見てみたところ、この特殊な家族が作り上げられていくプロセスから描かれているようです。

主人公も小説のように長男ではなくお父さん役の竹野内豊に変えられ、

家族の設定も少しずつ小説とは変更されているようです。

いずれも望むところです。

今作に関しては原作の忠実な映画化よりも、原作の奇抜な設定を活かしつつ、

そこからどう豊かに1本の映画へとふくらませていったのかを期待したいと思います。

すでに東京でこの映画を見てきた人からは、胸を衝く感動作であったとのご報告を受けました。

映画を見るのが楽しみですし、そのあとのてつカフェも待ち遠しいです。

ぜひ皆さま、10月18日は 「シネマ de てつがくカフェ」 にお越しください。

郡山と白河の看護学生の皆さんも心よりお待ち申し上げております。



P.S.

おっとその前に9月19日 (土) にはフツーのてつがくカフェもあるんだった。

こちらは死の問題を扱うので、看護学校の 「倫理学」 の授業内容と丸かぶりです。

そちらもよろしく