この質問も倫理学とは関係のない質問ですね。
今年はこの手の人生相談チックな質問が多かったです。
倫理学者に答える資格があるかどうかよくわかりませんが、
せっかくいただいた質問ですので、答えられるかぎりお答えしていくことにしましょう。
一度信じられなくなってしまった人を信じることはできるのか?
たぶんムリなんじゃないでしょうか。
信じられなくなったということは懐疑が生じたということです。
懐疑というのはいったん生じてしまったら、
大きくなることはあれ、消滅することはありません。
例えば、最初に生じた懐疑が、まったく自分の誤解によるものだったということが、
クッキリはっきりと判明したというような場合は、
懐疑が解消することもあるかもしれませんが、
そういう場合は、そもそも信じられなくなるまでには至らなかったでしょう。
信じられなくなってしまったということは、
なにか信頼を裏切られるようなことが決定的に起こったということでしょう。
そうやって生じてしまった懐疑は拭いがたいだろうと思うのです。
誤解のないように言っておくと、
私は人間が変わりうるということを信じています。
なにか間違いを犯してしまった人が心情の変革を遂げて、
まるで生まれ変わったかのように別人のようになるということはありうると思っています。
だから、信じられなくなった人を信じてあげてもいいはずなのですが、
しかし、一度裏切られてしまった人の側からするならば、
あの人は本当に変わったんだろうか、また昔みたいに戻ってしまうのではないだろうか、
という疑いを根絶することはできず、
折に触れて懐疑が浮かんできてしまうでしょう。
そういう意味で、信頼を一度失ってしまうと、
それを回復するというのは至難の業だろうと思うのです。
というわけで、お答えはこうなります。
A.一度信じられなくなってしまった人を再び信じるのは相当難しいと思います。
きっと彼氏の話なんでしょうね。
こういう質問をしている時点で、
「もう信じられない」 と言ってるに等しいと思います。
至難の業に挑むよりも、新たに信じられる人を探したほうが早いと思いますよ。
今年はこの手の人生相談チックな質問が多かったです。
倫理学者に答える資格があるかどうかよくわかりませんが、
せっかくいただいた質問ですので、答えられるかぎりお答えしていくことにしましょう。
一度信じられなくなってしまった人を信じることはできるのか?
たぶんムリなんじゃないでしょうか。
信じられなくなったということは懐疑が生じたということです。
懐疑というのはいったん生じてしまったら、
大きくなることはあれ、消滅することはありません。
例えば、最初に生じた懐疑が、まったく自分の誤解によるものだったということが、
クッキリはっきりと判明したというような場合は、
懐疑が解消することもあるかもしれませんが、
そういう場合は、そもそも信じられなくなるまでには至らなかったでしょう。
信じられなくなってしまったということは、
なにか信頼を裏切られるようなことが決定的に起こったということでしょう。
そうやって生じてしまった懐疑は拭いがたいだろうと思うのです。
誤解のないように言っておくと、
私は人間が変わりうるということを信じています。
なにか間違いを犯してしまった人が心情の変革を遂げて、
まるで生まれ変わったかのように別人のようになるということはありうると思っています。
だから、信じられなくなった人を信じてあげてもいいはずなのですが、
しかし、一度裏切られてしまった人の側からするならば、
あの人は本当に変わったんだろうか、また昔みたいに戻ってしまうのではないだろうか、
という疑いを根絶することはできず、
折に触れて懐疑が浮かんできてしまうでしょう。
そういう意味で、信頼を一度失ってしまうと、
それを回復するというのは至難の業だろうと思うのです。
というわけで、お答えはこうなります。
A.一度信じられなくなってしまった人を再び信じるのは相当難しいと思います。
きっと彼氏の話なんでしょうね。
こういう質問をしている時点で、
「もう信じられない」 と言ってるに等しいと思います。
至難の業に挑むよりも、新たに信じられる人を探したほうが早いと思いますよ。
私がした質問ではありませんが、すぐそこにいる人に読ませたいぐらいです(笑)
信じろと言われても信じられなくなった人の絶望と苦しみがわからないんでしょうね…
目の前の状態を受け入れて信じようとしても記憶を消すことができないばかりか、事あるごとに疑わしく感じられて…失った信頼を回復することがどれだけ困難かを身をもって感じています。
私が受けたダメージは一生をもって償っていただくしかないと思っています(笑)
なんとなくどなたが書いてくれたのかわかるような気もしますが…。
一生かけて償ってもらってください。
全て当てはまりました。
一度裏切られたことがあると、
二度と信じることが出来なくなってしまいました。無理に信じようと努力しても、結局は自分の身体を壊すだけで辛かったです。
結果、一度信じられなくなったら、疑いは消えず、もう二度とその人間を信じることが出来なくなってしまう。
経験して、痛感しました。
実を言うと私は、人を信じられなくなるほど裏切られた経験がありません (男女関係においては)。
実体験したことがなくとも、このブログ記事に書いたようなことは、
想像してみるだけでおおよそ理解できる範囲内のことなんだろうと思います。
が、実際にこれを経験したとなると、相当キツイ思いをされたことだろうと思います。
若いうちであればよけいに、ムリに延命しようとせず、次の機会に賭けたほうがいいだろうと思います。