おはようございます^^
晴れていなくて 気温だって30度に届かないのに蒸し暑いですねぇ。
室内にいたら エアコンが効いている所為(せい)かそう思わないのですが
一旦 バッタン(笑)外へ出ようものなら べたっと 湿気が 失敬します(笑) とまとわりついてきて
せっかくカラッと気持ちよかったのが 溶けたバターが手についたような心地悪さを覚えます。
汗ばむ というのとちょっと違う感じで汗が滲んできて 身体はまだ汗を流すのに慣れていない様子で
そういえば去年の秋からザザッと汗をかいたことがなかったんだから皮膚辺りもぎこちない気がしますね。
汗をかくのは新陳代謝的にとても良いことらしくてテレビなんかで この時期になると、しきりに汗をかきましょう
と話しています。観ているこちらだって健康に全く気を使わなくてすむ年代じゃあないので、健康については
ある程度の知識を持ち合わせているつもりです。ですが この汗をかきましょう…というデモンストレーションには
賛同しかねますね(怒) というのもこの 汗をかきなさい と説を述べている 御仁(丁寧語)は 如何にも
品の良い 初老の名医師然としていらっしゃって 肩書には どこそこの 〇〇クリニック院長とあって
テレビに出てこられる方はその業界の権威者であるのでしょうが 巷のお医者さんをどうして引っ張り出して
くるのか?大きな医科大学付属病院の内科部長さん が 蓄えた白髭をおもむろに撫でながら この説を唱えられたのでしたら
私らみたいな庶民はたちどころに テレビの前に正座をして ごもっともでございます、と平伏をして
たちまち外に出て クルマの清掃などで汗をかいてしまうのです。
汗といえば 半年も前の事…いえ、十数年も経ちますか 加齢臭 なるものが盛んに言われたことがありました。
これは 中年以降の人が要注意しなきゃならない いわば中年病 とでもいうのでしょうか、夏場に汗をかいてその汗が
皮膚に付着している汚れや垢などの敵だな水分や湿度などで反応をして汚れや垢などが熟成せて妙香を醸し出してくる
症状のようで、これって少しずつ蒸留されてきるので 当の本人は気づきにくいのですね、でも 下着をまくって
直接嗅いでみますと人にもよりますが、酸っぱい匂いが鼻孔いっぱいに広がってきてなんとも云えぬ匂いに
気絶するくらいの衝撃を受けた人もいます。ただ これも 慣れと言いますか、自身の体臭の熟成の慣れの果て
みたいなもので 昼からの休憩時間にシャツをまくって…あ~くさっ! と汗の匂いを確かめるって 流行りました(笑)
その動作と言いますか所作は現場作業者の方が多いようで、その香しき匂いを嗅ぐことで 今日もお仕事頑張ったワイ
と自己満足といいますか一種の自己陶酔になるようで シャツに汗が滲んで それが乾いてまたその上に汗が滲んで乾いて
と幾度となく繰り返されると、もうシャツの上に変色した汗や埃と匂いというものは 身体にこびりついてる熟成された垢と混り合って
エアコンの部屋から出てきた人だったら この匂いはもう狂気の世界と思うでしょうが、何度も出てきていますが
この匂いは自陣の身体から出てきて湿度や気温によって熟成をされたものですから くさやや鮒寿司が好物な人がいるように
自身の体臭をこよなく愛するのは当然のことだと私なんかも現場で作業をしていた頃は思っていましたね。
…で、このころに 冒頭の加齢臭なる老人特有の匂いにご注意下さいと流行ったのでした。
女房なんかも あんたはタバコも吸うし匂いには気をつけんと 若い女の子に嫌われるよ とくぎを刺されたことがありまして
なんだ?…と思いましたが 若い女の子って それって 嫌み?なんだなぁとあとから気が付いて なんでわしが若い子に
気を使わないといけないんじゃ と抗議をしようか と思ったりもしましたが、泥仕合になりそうなので止めましたが
この時期になると思い出す懐かしい思い出でした。