おはようございます(^^)
曇天が続いてジメジメした如何にも梅雨らしい天気になっています。
先週ラジオを聴いていたらカーペンターズの マスカレードが流れていました。
懐かしいなぁと思って耳を傾けていましたが、カーペンターズといえば、トップオブ
ザ・ワールドやジャンバラヤ、スーパースター、イエスタディ、ワンスモアなどの
代表的な曲がありますが、このマスカレードがかかるのって初めてじゃないでしょうか?
私らの年代も懐メロ を聴いてさすがに涙まではしませんが、ほぉ〜と懐かしさで
つい 聞き惚れてしまうことがあります。でも しょっちゅうかかると さすがに飽き
てくるのです。たとえば よくかかるのに 九月の雨(太田裕美)春咲小紅(矢野顕子)少年時代
(井上陽水)いとしのエリート(サザンオールスター)夏が来る(大黒摩季)などは その季節になると
何十回…はかかっているようで、これじゃぁ 懐メロとは言わないんじゃないの(苦笑)
と思うほどです。他の歌手の懐メロでも やっぱり代表曲になってしまうのは事なかれ主義の
日本社会の骨頂かと思います。でも このマスカレードをかけた 某O放送局のKMさんは
美人でありながら(ん?何の関係があるの…)中年男の心情を実によく把握されているようで
それなら彼女も遠に幸せになっても良いのに大台(失礼)に乗って未だに・・なのはなんでかな? と首をかしげてしまいます。
ちょっと余分なこと言いましたが、昭和の名曲と言われるのは私たちの音感が未熟さを馴染ませた所為なのか
聞きやすいのは間違いがないのですが、先ほども言いましたが飽きてくるのが人間の性(さが)でしょうか。
この マスカレードはカバー曲らしくてアメリカはもとより日本でも歌われていたようで
ただ同じ曲かどうか 私は確認をしていません。ところでこのカーペンターズは 私らの年代でしたら
単なる懐メロでは収まらない特別な存在でもありました。当時を振り返ってカーペンターズのスーパースターが流行った時
挙(こぞ)ってこのレコードを買いに走りました。高度経済成長の真っ只中でしたからレコードを買う…というのも
ちょっとした流行になっていたのです。私らも多感な中学生でしたし英語という授業があってイングリッシュが身近に
なってカーペンターズとは 大工さんの意味なんだよと風評が流れてきて え、ホンマかいな !と
半信半疑で和英辞典を繰った覚えがあります(笑)
また英語の歌ですから歌詞はそのままでも 題名はストレートに訳しているのがあります。
冒頭に出しましたのは英語表記をカタカナに直しただけですが、トップ・オブ・ザ・ワールドなんて簡単(笑)
私の拙(つたな)い英語力でも訳せるんです。 ハイ !世界で一番…なんでしょう(笑)
しかしそのままでは まったく通じないのもあるようでそのため意訳しているものがあります。
やっぱり代表曲である 遥かなる影 これの本来の題名は close to you です。
これを訳すと…閉まる 終わる でしょ そこに あなたに…がついてきますから、直訳したら
あなたは終わり ? まぁまぁ異論はあるでしょうが、いくら和英辞典から探してもこんな意訳には
到底なれないのじゃないですか。それを曲自体にどんな物語があるのか知りませんが、 遥かなる影
と訳した 人は実に文学的才能に満ち溢れた傑作ではないでしょうか。
そして マスカレード です…これも直訳すると仮面舞踏会 らしいのですが、これを見て少年隊の同名の
曲があるのを思い出します。これは歌と踊り(古臭い言い方…)がとてもマッチした良い曲です。
カーペンターズのマスカレードはこれより以前の作品ですが、仮面舞踏会 とは訳さなかった …なぜなの
でしょうか? 歌の内容を吟味して適当な日本語訳が無かったのでしょうか…いま題名を眺めますとマスカレード
はマスクァレード が発音的に原語に近いんじゃないかと…これって蛇足 ?イエ!単なる嫌み
でしょうな(笑)