寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

洒落っ気 あります。

2023年09月29日 08時45分22秒 | 笑い

 おはようございます。

朝夕が 過ごしやすくなりました。ようやく家に植えている夕顔が咲き始めました。

この夕顔とはその名の通り夕方から咲く品種で 朝顔とは真逆の性質です。

夏の朝に朝顔の濃紺の花を見るとジワジワリと暑さが来るまでの清涼剤ですね。

朝顔が盛夏に咲きごろを迎えますが夕顔は晩夏から初秋にかけてが見頃のようです。

 若いのに 花を愛でるとは 随分と 茶人(ちゃじん)やね。と冷やかされそうです。

この茶人 という言葉 造語のようですが、落語(楽語でもいいんじゃないかと密かに思っています)

の中で桂米朝さんが使っていたのを面白いなぁと憶えていました。

 意味は風流人と同じだと思うのですが、お茶を風流のたしなみとして当時はやっていたのを茶化すのと

お茶とを掛け合わせたのでしょうか。

 さて 風流という事で 俳句を取り上げてみたいと思います。

その俳句と云えば 松尾芭蕉。この人が真っ先に出てくるくらい有名な人、業界では俳諧師と呼ぶそうです。

 私は、徘徊と同じ発音なので あまり使いたくないのですが 当時からこのように文字の羅列で遊ぶ

専門家をそう名付けていたようです。

 日本の三大俳諧師というと 松尾芭蕉、与謝蕪村、小林一茶。

このお三方に尽きますがそれぞれ活躍された時代がすこしづつ違いました。

今週は 松尾芭蕉の作品を紹介していますが、江戸時代初期の人でありながら現代にもそのまま通用する庶民的な

俳句をたくさん残されています。俳句と聞きます高尚で敷居が高そうに思いがちですが、

松尾芭蕉の作品にはそんな気取ったところはありません。

  今朝の一句は、   蛤の ふたみにわかれ 行く秋ぞ

 これは 洒落(しゃれ)であります。 

ふたみとは はまぐり(伊勢の名物)の蓋と身、もう一つは二見 伊勢志摩の名所の二見ヶ浦を指しています。

二見ヶ浦から志摩の方面、伊勢の方面と分岐になっているのを かけているそうです。

 こんな風に茶目っ気のあるひとだったのですね(笑)

 

 

 

コメント
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