まちとも こころのおもむくままに

==ボランティア時々写真撮影==
日々の暮らしの中で感じたこと、時々撮る写真などを綴っていきます。

地域の支え合いについて考える

2019-03-13 20:58:33 | ボランティア
先週、地域のボランティアグループの役員懇親会がありました。
一昨年の12月から実際の支援活動を始めて1年余が経過したこともあり、一度まとめの意味も含めて懇親会をやりましょう、ということで行いました。
ボランティアグループの立ち上げに関わった9人が参加しました。

参加者から、「やってみて良かった」という声が多く聞かれました。
支援活動を始めて1年間の実績は、33件の相談があり、26件に支援に入っています。
始まる前に想定した支援内容と、実際の支援内容に違いがあります。
みなさんの意見として「やってみないとわからないことが多いね」ということで集約できるようです。

市内の各地で、その地域の状況に応じた支え合い活動が行われ始めています。
社会福祉協議会からは、モデルケースとして機会あるごとに当地の活動が紹介されています。
そのような評価について、自分たちが取り組んできたことが、多くの地域の取り組みの参考になることなので、さらに前進させなければというモチベーションにつながっているようです。

高齢化率が40%近い地域の状況から、元気な高齢者が自分たちにできることは何か考えて始めた取り組みです。
支援にあたるボランティア登録者が80名近くいますが、多くが高齢者です。
支援が必要な問題を自分のこととして考え、活動が始まりました。
ボランティアをやってもいいよ、と考えている人だけいても活動は生まれません。
ボランティア希望者を組織し、支援してほしいというニーズと支援活動をコーディネートする仕組みが必要です。
当地の活動が生まれたのは、ここを担う人たちが10名前後いたことがカギだったと考えます。

懇親会で飲食を伴うとはいえ、こんなことがずっと話し合われるのも面白いと感じました。

地区社協の広報紙が3月1日付で発行されました。
その1面を使って、ボランティアグループの研修会の模様を掲載しました。
興味のある方は、小さな画像をクリックしてください。