遊水地には600種以上の植物が生えているといわれています。
これらの植生を維持していくために、時に沼を掘り起こし休眠していた種子を発芽させるなどの手が加えられています。
単に自然に任せるのではなく、適度に管理していくことも種の維持には欠かせないということでしょうか。
遊水地が洪水調整用の役割だけでなく、自然保護の面でも手をかけながら、人々の生活を豊かにしていくものとして欠かせないものになっていくことが大切ですね。
多くの山野草を全部覚えることはできませんが、今まで知らなかったものを一つ一つ知る喜びは尽きません。
今、遊水地の土手は小さなお花畑のようです。
タンポポ、オオイヌフグリ、ホトケノザなどが土手を彩っています。
タンポポの綿毛と花。
これはカタバミかな?
オオイヌフグリと並んでいます。
この一風変わった花はムラサキケマン。
初めて見た花です。
撮影した時は日が当たっていましたが、日陰を好んで生えるようです。
新型コロナの影響で予定していた会議などがキャンセル、自然観察の時間は増えています。