食器洗い乾燥機の発煙・発熱事故が2008年度から13年度までの6年間に91件あり、うち53件では火災が発生していました。家電メーカーなどからの事故報告を受けている製品評価技術基盤機構への取材で、このようなことが分かりました。
事故は使用開始から10年前後またはそれ以上経過した製品に多く、同機構では経年劣化が火災などにつながっているとしています。広島県で2011年5月に使用中の食洗機から出火した事故では、事故後の調査でドア付近のリード線が断線していたことが判明。経年劣化により、ドアの固定部が破損してリード線に外力が加わったことで、断線してスパークに至ったと推定しています。長崎県では2013年4月、食洗機の使用後に外出、帰宅したところ火災が発生していたそうです。洗浄水がファンモーター部に浸入したことで、トラッキング現象が起こったと推定しています。(主に、コンセントで起こる、熱による発火現象のことです。長い間刺しっぱなしになっているコンセントの隙間にほこりが積もり、さらに湿気が加わると火花が発生しやすくなります。ほこりが焦げて炭化していき(「トラック」と呼ばれる導電性のある状態になる)、放電し、ますます熱が上がって発火し、火災に至ることがあります。対策ととしては、
・長い間刺しっぱなしにしているコンセントの定期的な掃除
・湿気のある場所は特に気をつける(水回り付近)
原因は特定できていないものの、2011年12月には兵庫県で建物が全焼し、1人が亡くなる事故も起きています。みなさん注意しましょう。
事故は使用開始から10年前後またはそれ以上経過した製品に多く、同機構では経年劣化が火災などにつながっているとしています。広島県で2011年5月に使用中の食洗機から出火した事故では、事故後の調査でドア付近のリード線が断線していたことが判明。経年劣化により、ドアの固定部が破損してリード線に外力が加わったことで、断線してスパークに至ったと推定しています。長崎県では2013年4月、食洗機の使用後に外出、帰宅したところ火災が発生していたそうです。洗浄水がファンモーター部に浸入したことで、トラッキング現象が起こったと推定しています。(主に、コンセントで起こる、熱による発火現象のことです。長い間刺しっぱなしになっているコンセントの隙間にほこりが積もり、さらに湿気が加わると火花が発生しやすくなります。ほこりが焦げて炭化していき(「トラック」と呼ばれる導電性のある状態になる)、放電し、ますます熱が上がって発火し、火災に至ることがあります。対策ととしては、
・長い間刺しっぱなしにしているコンセントの定期的な掃除
・湿気のある場所は特に気をつける(水回り付近)
原因は特定できていないものの、2011年12月には兵庫県で建物が全焼し、1人が亡くなる事故も起きています。みなさん注意しましょう。