2020年 8月
今回はお盆前ということではありませんが
Cornell & Diehl - Warped: The Red Hunt
このブレンドは 今年発売された Warped(ワープト)の新製品で
いつもと同じように Kyle Gellis & Jeremy Reeves さんのコラボ商品となります。
ワープトというと シガーリーフが入っているのですが このブレンドに関しては唯一の
シガーリーフの入っていないブレンドである というのが売りになっています。
そこに興味を持っての購入という事になりましたが
缶に書かれているのを見ると
この様に書かれているのですが
TRDCの説明文を見ると
A vibrant, invigorating combination of red, mahogany, and bright Virginias, alongside aged Basma and Izmir Turkish varietals and finely fermented perique, and offers a full and commanding complexity. One of the few Warped blends not to showcase cigar leaf, The Red Hunt is perfect for those who desire quality, natural components but don't prefer cigar leaf.
レッド マホガニー ブライトのバージニアと 熟成したBasma と イズミルのターキッッシュ
さらによく熟成されたペリクをブレンドしています。 と書いてあります
この辺りのコンポーネントを見ると 一連のこのところのJeremy Reevesさんの 作品を
思い浮かべるのですが かなり内容は違うものになっていたようです・・・。
葉組の方は
Oriental/Turkish, Perique, Virginia という事ですが
ブレンドタイプを見ると other となっていますから
こういう書き方の時は アロマチックに傾いたブレンドであることが想像されます
何か入っています ということのようです。
缶の蓋を開けると
いつもの C&Dのブロウクンフレイクが出て来ますが Flake といっても良い感じですが
触ると簡単にほぐれてくる柔らかさがあって 湿気があるようですがこのまま喫っても問題なく燃焼
しますから プロピレングリコールが入っているのかと思います。
開缶した直後に鼻を衝くのは 甘酸っぱい強烈な香りです
目の前が赤くなるような強烈な 70年代を思い起こすような サイケデリックな色彩でしょうか・・・。
このブレンドの名前である Red Hunt という意味ですが
最初はレッドバージニアのことを言っているのかと思いましたが
こうしてこのにおいをかぎ 喫ってみて 強烈に感じるのは
赤い色をした フルーツと酒のことなのではないかと感じた次第です
もっとレッドバージニアと オリエント・ターキッシュのふくらみを持ったブレンドを
想像したものですが 期待に反して 全く違う味わいのブレンドとなったようです・・・。
そのへんは誤算でしたが 開缶して少し置いておくと
その華やかなサイケ調の香りは減退し 随分と私にとっては喫い易くなったところを見ると
その華やかな香りは ダークラムのトッピングによるものかと思われます
そんなで 細かい 感想 となります
このブレンド 余り揉み解さず このまま軽く詰めた方が本来の美味しさが出てくると思います
そうやって喫うと 香りが暴れないので 本来の
バージニアとオリエントにペリクのよく聞いたおいしさを味わえると思いました。
火付きは悪くありません 点火とともに華やかな甘酸っぱい強烈な香りが立ち上るのですが
先にも書きましたように 開缶した直後に比べ その派手さは次第に落ち着きを取り戻しますね
香りが飛んでしまうのだと思われますが
その香りの原因としては ダークラムによるものだと思うのですが あるいはブランデーとか
赤ワインであるとかそういったものなのかもしれません
そう言ったアルコールが飛んでしまうのだと思われます
しかし それ以外にもよく利かせたペリクによる広がりのあるダークフルーツの味わいを感じますが
強烈なのは イチジクのような少し酸味のある少し癖のある甘さを感じます
あるいは クランベリー ラズベリーのような甘さと酸味なのかもしれません
この辺りの味わいが Red Hunt の名前の由来かと思われます
酸味もありますが 甘みも強く まさにそういった果物の甘味を感じますが
ペリクの旨みと酸味も相当なもので このブレンドのメインの味わいになるようです。
ようやくその後にバージニアを感じることになります
熟成したバスマのオリエントは 微かな味と香りの広がりを出しますが
先に述べた味と香りが強すぎるので その存在は微妙です
中盤過ぎにようやくその味を認識するのかな といったところになります。
イズミルに関しては ほとんど存在が分かりません・・・。
酸味の効いた 甘酸っぱいブレンドになりますが
バージニアのタバコ感と オリエントの醸す少し柔らかな味の広がりを感じるブレンドになっています
このようなブレンドがかなり好きな方は たくさんいると思われます
この私には少し 甘さが強すぎるのかな・・・ と思われますが
思い起こし 連想するタバコとしては
1 Cornell & Diehl - Dreams of Kadath (The Old Ones)
2 Cornell & Diehl - Sunday Picnic (Simply Elegant Series)
3 G. L. Pease - Haddo's Delight (Original Mixtures)
4 G. L. Pease - Temple Bar (Old London Series)
5 G. L. Pease - Sixpence (Old London Series)
この辺りをすぐに連想するのですが
1と3 がとりわけ似た感じになります
1は C&Dの The Old Ones シリーズの中でもとりわけサイケでカラフルなブレンド
3は GLPにおける 強烈な個性のブレンドになります
どちらも ダークラムの存在を感じてしまうのですが その他にもフルーツのトッピングが
なされていると思われます。
それが イチジクなのか ベリーなのかはよく分かりませんが おそらくイチジクを感じます
でも似ているのは その部分だけで その他のコンポーネントは違いますから
全く違うブレンドにはなります
3はシンプルに強烈であり 1には不思議な世界観を感じますが
このブレンドは もう少し穏やかであり さほど違和感を感じません
ですから バランス的にはこのブレンドの方が私にとっては喫い易く分かりやすいのかな・・・
という位置づけになります。
先に挙げたブレンド 似ている点は みな ダークラムの存在を感じると言う所になりますが
2 4 5 に関しては もっと香りづけも弱く いたって喫い易いブレンドになります
このブレンドはそれらよりも香りが少しきついのかな 少し甘いのかな という位置づけで
3,1と 2,4,5の間 辺りの位置づけになると考えればよいかと思います
そう考えてみると 一番似ているのは 2 の Sunday Picnic 辺りになるかと思われます
2にはイズミルのターキッシュも入っていますから 味わい的には似ているのかなと思います
ただ このブレンドの方が 甘酸っぱい香りと甘さは強く やはり別のブレンドであるという認識に
なりますね。
このブレンドの香りと酸味のある独特のフルーツの香りは
ちょうどこのおっさんが パイプタバコを始めた頃の 70年代へと インナートリップさせてくれる
ような気がします・・・
まだ世の中に希望があって 明るい未来があると信じたあの頃を思い出してしまいます
まだこの私も若かったのですね・・・
そんなことを感じさせるようなブレンドだと思うのですが
ブレンドとしてのすばらしさは そういった独特の香りと
そのタバコ本来の持つタバコとしての味わいとのハーモニーが重要かと思われます
そう言った意味でも このブレンドは なかなか良く出来ていて
香りと甘さは少し強めながら バージニアのタバコ感もオリエントの味の広がりも感じられ
嫌味な所のないよくできているブレンドなのかな と思われます
3が好きな方はもちろんですが 2 5 の両ブレンドがお好きな方にも
お勧めのブレンドになるかと思います。
今は品切れをしていますが また入荷があるかもしれません
私は2缶買いましたから 1缶は寝かせておくことにします。
気楽に楽しめるブレンドでしたね
それでは また
今回はお盆前ということではありませんが
Cornell & Diehl - Warped: The Red Hunt
このブレンドは 今年発売された Warped(ワープト)の新製品で
いつもと同じように Kyle Gellis & Jeremy Reeves さんのコラボ商品となります。
ワープトというと シガーリーフが入っているのですが このブレンドに関しては唯一の
シガーリーフの入っていないブレンドである というのが売りになっています。
そこに興味を持っての購入という事になりましたが
缶に書かれているのを見ると
この様に書かれているのですが
TRDCの説明文を見ると
A vibrant, invigorating combination of red, mahogany, and bright Virginias, alongside aged Basma and Izmir Turkish varietals and finely fermented perique, and offers a full and commanding complexity. One of the few Warped blends not to showcase cigar leaf, The Red Hunt is perfect for those who desire quality, natural components but don't prefer cigar leaf.
レッド マホガニー ブライトのバージニアと 熟成したBasma と イズミルのターキッッシュ
さらによく熟成されたペリクをブレンドしています。 と書いてあります
この辺りのコンポーネントを見ると 一連のこのところのJeremy Reevesさんの 作品を
思い浮かべるのですが かなり内容は違うものになっていたようです・・・。
葉組の方は
Oriental/Turkish, Perique, Virginia という事ですが
ブレンドタイプを見ると other となっていますから
こういう書き方の時は アロマチックに傾いたブレンドであることが想像されます
何か入っています ということのようです。
缶の蓋を開けると
いつもの C&Dのブロウクンフレイクが出て来ますが Flake といっても良い感じですが
触ると簡単にほぐれてくる柔らかさがあって 湿気があるようですがこのまま喫っても問題なく燃焼
しますから プロピレングリコールが入っているのかと思います。
開缶した直後に鼻を衝くのは 甘酸っぱい強烈な香りです
目の前が赤くなるような強烈な 70年代を思い起こすような サイケデリックな色彩でしょうか・・・。
このブレンドの名前である Red Hunt という意味ですが
最初はレッドバージニアのことを言っているのかと思いましたが
こうしてこのにおいをかぎ 喫ってみて 強烈に感じるのは
赤い色をした フルーツと酒のことなのではないかと感じた次第です
もっとレッドバージニアと オリエント・ターキッシュのふくらみを持ったブレンドを
想像したものですが 期待に反して 全く違う味わいのブレンドとなったようです・・・。
そのへんは誤算でしたが 開缶して少し置いておくと
その華やかなサイケ調の香りは減退し 随分と私にとっては喫い易くなったところを見ると
その華やかな香りは ダークラムのトッピングによるものかと思われます
そんなで 細かい 感想 となります
このブレンド 余り揉み解さず このまま軽く詰めた方が本来の美味しさが出てくると思います
そうやって喫うと 香りが暴れないので 本来の
バージニアとオリエントにペリクのよく聞いたおいしさを味わえると思いました。
火付きは悪くありません 点火とともに華やかな甘酸っぱい強烈な香りが立ち上るのですが
先にも書きましたように 開缶した直後に比べ その派手さは次第に落ち着きを取り戻しますね
香りが飛んでしまうのだと思われますが
その香りの原因としては ダークラムによるものだと思うのですが あるいはブランデーとか
赤ワインであるとかそういったものなのかもしれません
そう言ったアルコールが飛んでしまうのだと思われます
しかし それ以外にもよく利かせたペリクによる広がりのあるダークフルーツの味わいを感じますが
強烈なのは イチジクのような少し酸味のある少し癖のある甘さを感じます
あるいは クランベリー ラズベリーのような甘さと酸味なのかもしれません
この辺りの味わいが Red Hunt の名前の由来かと思われます
酸味もありますが 甘みも強く まさにそういった果物の甘味を感じますが
ペリクの旨みと酸味も相当なもので このブレンドのメインの味わいになるようです。
ようやくその後にバージニアを感じることになります
熟成したバスマのオリエントは 微かな味と香りの広がりを出しますが
先に述べた味と香りが強すぎるので その存在は微妙です
中盤過ぎにようやくその味を認識するのかな といったところになります。
イズミルに関しては ほとんど存在が分かりません・・・。
酸味の効いた 甘酸っぱいブレンドになりますが
バージニアのタバコ感と オリエントの醸す少し柔らかな味の広がりを感じるブレンドになっています
このようなブレンドがかなり好きな方は たくさんいると思われます
この私には少し 甘さが強すぎるのかな・・・ と思われますが
思い起こし 連想するタバコとしては
1 Cornell & Diehl - Dreams of Kadath (The Old Ones)
2 Cornell & Diehl - Sunday Picnic (Simply Elegant Series)
3 G. L. Pease - Haddo's Delight (Original Mixtures)
4 G. L. Pease - Temple Bar (Old London Series)
5 G. L. Pease - Sixpence (Old London Series)
この辺りをすぐに連想するのですが
1と3 がとりわけ似た感じになります
1は C&Dの The Old Ones シリーズの中でもとりわけサイケでカラフルなブレンド
3は GLPにおける 強烈な個性のブレンドになります
どちらも ダークラムの存在を感じてしまうのですが その他にもフルーツのトッピングが
なされていると思われます。
それが イチジクなのか ベリーなのかはよく分かりませんが おそらくイチジクを感じます
でも似ているのは その部分だけで その他のコンポーネントは違いますから
全く違うブレンドにはなります
3はシンプルに強烈であり 1には不思議な世界観を感じますが
このブレンドは もう少し穏やかであり さほど違和感を感じません
ですから バランス的にはこのブレンドの方が私にとっては喫い易く分かりやすいのかな・・・
という位置づけになります。
先に挙げたブレンド 似ている点は みな ダークラムの存在を感じると言う所になりますが
2 4 5 に関しては もっと香りづけも弱く いたって喫い易いブレンドになります
このブレンドはそれらよりも香りが少しきついのかな 少し甘いのかな という位置づけで
3,1と 2,4,5の間 辺りの位置づけになると考えればよいかと思います
そう考えてみると 一番似ているのは 2 の Sunday Picnic 辺りになるかと思われます
2にはイズミルのターキッシュも入っていますから 味わい的には似ているのかなと思います
ただ このブレンドの方が 甘酸っぱい香りと甘さは強く やはり別のブレンドであるという認識に
なりますね。
このブレンドの香りと酸味のある独特のフルーツの香りは
ちょうどこのおっさんが パイプタバコを始めた頃の 70年代へと インナートリップさせてくれる
ような気がします・・・
まだ世の中に希望があって 明るい未来があると信じたあの頃を思い出してしまいます
まだこの私も若かったのですね・・・
そんなことを感じさせるようなブレンドだと思うのですが
ブレンドとしてのすばらしさは そういった独特の香りと
そのタバコ本来の持つタバコとしての味わいとのハーモニーが重要かと思われます
そう言った意味でも このブレンドは なかなか良く出来ていて
香りと甘さは少し強めながら バージニアのタバコ感もオリエントの味の広がりも感じられ
嫌味な所のないよくできているブレンドなのかな と思われます
3が好きな方はもちろんですが 2 5 の両ブレンドがお好きな方にも
お勧めのブレンドになるかと思います。
今は品切れをしていますが また入荷があるかもしれません
私は2缶買いましたから 1缶は寝かせておくことにします。
気楽に楽しめるブレンドでしたね
それでは また
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