鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
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モエレのオジロワシ 3/26-④ 幻次の秘密 漁場は広く…

2021年05月11日 | オジロワシ
2021/3/26 その④となります

その①はこちら モエレのオジロワシ 3/26-① 九太郎2号 濃い茶のおまさ 終盤戦
その②はこちら モエレのオジロワシ 3/26-② 九太郎2号と さくら 一郎? 五六蔵
その③はこちら モエレのオジロワシ 3/26-③ 下ノ橋の南側に移動 ゴッドマザーさくら

前回は 下ノ橋の南側に オジロワシが移動して魚を獲っていたところに出会います
いつもの漁場にいたはずの 九太郎2号や さくらもこちらへ来ていました
あと ここで三郎の姿も発見するのですが この日はまだ見ていなかったようです
三郎もまた 幼鳥たちの面倒を見ているようです。

今年は どういうわけか 一郎やさくらの姿をよく見ます
ここ丸2年は ほとんどその姿を見ていなかったのですがどうやら今年からまた姿を見せるように
なった気がします 2018年のキツネトラブル以来その姿を見せなくなった一郎ですが
こうしてまた姿を見せてくれるようになったことは喜ばしい限りです

同時に さくらもこうして顔を見せるようになったのですが 当初はさくらだと気づかず 
春恵という名前を付けたことは早合点ということになります

どこか 古手川祐子に似た感じのこのさくら 富江のように自ら魚を獲ることはしませんが
ここへ現れるオジロワシたちの 母親的存在であり さくらは幼鳥たちの面倒を見 
皆はさくらに気を遣うのが見てとれます そういった存在なのだと思います さくらは


さくらと言えば思い出すのが 志乃になります
2016・2017年頃 一郎さくらと一緒によくここへ来ていた成鳥ですが 存在感がなくいるのかいないのかよくわからない存在でした 一二郎や三四郎とも一緒によく来ていましたが 三四郎とは顔もよく似ていて わからなくなってしまいました…
また よく見るとさくらともよく似ており 親子なのかな…と思った記憶がありますね
しかし 3年ほど前からその存在を確認できなくなってしまいます…

いったいどうしたのだろう…?
というのが大きな疑問であったのですが
今回 この時に現れた 幻次を見て ある仮説がむくむくと立ち上がりました
すなわちその仮説とは

幻次は 志乃であった

という仮説なのですが もうほとんどそれで間違いがないと考えます
以前の志乃のデータがほぼ正確なものがありませんので 比べようがありませんが
あの時いつもいたおとなしいオジロワシの志乃は 実は幻次と名前を変えていた
というのが多分真実なのだと思われます

幻次もまたよくわからないオジロワシで ここ3年よく見るのですが 存在感がまるでありません…
自ら魚を獲ることも争いに加わることもありません 志乃と全く同じ感じです
そうしてみると顔つきも行動パターンもよく似ていることがわかります

やはり 志乃≒幻次  という結論が妥当であると思いました
以降 幻次⇒志乃 と呼ぶことにします。


前振りが長くなってしまいましたが
今回の一番の収穫となりました


前回は木の上に

さくらがとまっているところとなります
このさくらと 幻次がよく似ていることがきっかけになりました



さくらのいるところのずっと右の奥には

左に三郎 右に九太郎2号の姿が見えますが



彼らと さくらのいるところの中間あたりに
別のオジロワシの成鳥が降りてきていました
それが





こちらのオジロワシになるのですがさくらとは違います少し似ていますが…
左胴体脇の大雨覆 中雨覆 の羽がほぼ黒いです というか黒いのが何枚も並んでいます
これが 去年も気づいていた 幻次の特徴になります



さくらの方はまだここに

いますので 別のオジロワシであることは間違いがありません


幻次と 九太郎たちの位置関係は

この様に離れています この左の奥にさくらがいます




こちらも場所を進めますと

三郎と 幼鳥





幻次となります


ここでまた 九太郎2号が飛び上がります
とにかくよく飛ぶ九太郎2号   ですね









  





 





そしてここで下に降りたところが






こちらの 幻次の隣となります
この右の成鳥が幻次である証拠は
左翼指1枚目と 2枚目中ほどの傷になります
この傷は今年幻次が上空頭の上に現れた折気が付いた特徴になります






右の幻次の顔を見ていると 幻次が志乃ではないかという仮説が頭をもたげます
ここ3年よくわからなかった幻次が志乃だったと仮定すると すべての説明がつきます
なので 先にも述べた理由で この幻次を志乃と呼ぶことにします
つまり同一個体であったと気づいた瞬間となりました。






志乃と九太郎2号は顔見知りのようです
ここで気づいたのは 志乃の左次列風切の三列側に 大きな白い羽が2本間を置いてあるのが
目につきます これも志乃の特徴となります(後で出てきます)



ここで志乃が




空を見て啼いていますが 何か飛んで行ったのでしょうか? 不明です




ここでまた 九太郎2号が飛びます
とにかくよく飛ぶ幼鳥です



しかしすぐに



下に降りたのですが
実はトビが魚をほじくっていた模様です


九太郎2号は 足元の魚を



くちばしで挟むのですが


下手を打って




下に落としてしまいます…柔らかいのでしょうね


しかし またそれを



足で引き寄せ


  


食べます



志乃も

氷の中を覗き込んでいますね


九太郎は 志乃のずっと右奥で

魚を食べています


何を考えているのかよくわからないのが

志乃ですね



右の奥に

三郎の姿が見えます


九太郎2号のそばには

たくさんのカラスがたかっていますね



ここでまた九太郎2号が飛びます






三郎の上を通り過ぎ


こちら側の水辺をぐるっと回って



今度は三郎の横に




降ります


そんな

三郎と九太郎2号になりますが



こちらが

志乃ですが


九太郎2号がまた
 


飛び上がって







 
空を旋回しているときに



オジロワシの成鳥が1羽向こうから飛んでくるのが見えました!
気にはなりますが 九太郎を追っていました










九太郎2号はまだ空を飛んでいますが
地上に目をやると


おそらく先ほどのオジロワシが下に降りていました


右に見えるのは三郎ですが


その左に降りたのが

こちらのオジロワシになります 頭が白いですね






志乃も見ていますね



まだ飛んでる九太郎2号



志乃


そして 三郎の左に降りた




こちらのオジロワシは ズバリ一二郎に見えますね


ずっと左の奥では





さくらが 一二郎を見ながら 魚を食べています


似ていますが こちらが

志乃です 胸の白いマダラのところと 後ろの灌木が違いますね




古手川祐子みたいな



さくら



三郎


そして

一二郎です



またさくらに戻ったとき



一二郎が飛びます


 





この広げた左翼の 翼指 5枚目と6枚目の先の部分の傷は 一二郎で間違いのないことを示してます


尾羽の●●も

小さいのが離れてあるだけで 間違いなく一二郎でしたね
一二郎は このまま 公園の南の空へと消えてゆきました
いつもの行動パターンとなりますね

ここで この回はお終いとなりますが
もう少しこの日は続きがあります
それは次回にて

それでは また
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