2022年 6月
今回のパスタは ミートソースに挑戦します
日本で昔から食べ慣れているのは ミートソーススパゲティ になりますが
茹でたパスタの上に 後乗せのひき肉入りのソースをかけます
喫茶店でもお馴染みのスパゲティになるのは ナポリタンと同じです
ナポリタンとこのミートソースが 日本を代表するスパゲティとなるのですが
パスタの世界では少し意味合いが異なるようです
ボロネーゼは ボローニア地方が発祥のようですが
ボローニャ地方の地図
地図を見ていただければわかりますが この土地はイタリアの北部となりますので
農業地帯でもあり肉類が好んで食べられるようです 同時にチーズなどもよく作られており
お隣のパルマは あの有名なパルミジャーノレッジーノのチーズでおなじみです
ピザも盛んなようです
こういった土地柄のパスタですんで 肉がメインのパスタとなるようです
ですからボロネーゼは肉を食べるパスタと言えます
日本のミートソーススパも肉を食べるのですが
日本風の味付けをしたひき肉料理という意味合いになり
ボロネーゼの方は 同じひき肉を使うのですが もっと肉肉しい 肉の旨味を味わうがためのパスタ
という位置づけになります
その為肉の焼き方であるとか 味付けには異なりがあるようです
今回は ボロネーゼ の方を作るのですが
次回は 日本風のミートソースの方をやってみます
やり方の違いと味付けの違いを比較することになります
用意するのは 牛豚の合い挽き肉になりますが
400gのパックを 200gずつ2つに分けます
こちらの200gは塩コショウとナツメグを少し振りかけて しまっておきます
今回はこちらの200gを
塩コショウした後
ナツメグを少し振りかけたものに
こちらの赤ワインを50mlくらい
振りかけて
軽く練って ハンバーグの様にこねておきます
あとで小麦粉を両面につけて フライパンで焼くことになります
その前に用意するのは ソフリットになりますが
簡単なものを用意します 玉ねぎ 人参 セロリとニンニクのみじん切りを
オイルの中で揚げるのがソフリットになりますが 野菜の甘みを引き出します
こういったものを使用するのが西洋料理の基本となりますが時間がかかります
このパスタでは簡単なソフリットもどきを用意しました
野菜は玉ねぎとニンジンを使うのですが
大きく切ったものを
ブレンダーのフードプロセッサー状の容器に入れ
これを回しますとあっという間に
細かく粉砕された玉ねぎとニンジンのミックスが出来ます
この時 玉ねぎは1個半 人参は1本の半分くらい使用しました
この野菜を
2つに分けるのですが
右の方の量が倍くらいあります
こちらの少ない方は
あとで日本風のミートソースに使用します
トマトソースを作ります
鍋にオリーブオイルを敷いて(大さじ2くらい)
先ほどの野菜のみじん切りを入れます
これに
にんにくのみじん切りを1かけ分入れてから 火にかけますと
野菜の水分が飛んで行くのですが
よくかき混ぜながらコツコツと炒めてゆきます 焦げないようにね
そうしますと 30分くらい経つと
これ位に色が変わってくるのですが
この辺りで止めておきます(もっと炒めた方が良いのですが時間がかかるのでね)
ここで取り出したのが
ホールトマト缶が2缶になりますが
こんな状態の
ソフリットに
この400g×2缶のホールトマトを
全部投入します
缶に残ったトマトも
水でゆすいでからきれいに
残らず入れてしまいます
これを煮詰めてゆくのですが
酸味があるので強火で最初は
よく沸騰させます
この時 三温糖を12g位と 塩を7gくらい入れます
酸味がありますので砂糖の方をたくさん入れるのですが 幾分多めに入れた方が美味いかと思います
ここがポイントになります
これ位煮詰まるまで 15分くらいかかります
ここでトマトソースの出来上がりとなりますが
ボロネーゼに使用するソースは お玉で2杯くらいになりますから
残りはタッパーに入れて冷凍 冷蔵保存をかけることになります
肉の焼き
ここで引き肉のハンバーグを焼いてゆきますが
バラベーコンの小さく刻んだものを用意しておきます 旨味が出ます
バターとチーズも用意しておきます
チーズはパルメザンの粉チーズでも 安いミックスチーズでも構いません
今回はミックスチーズになります
ひき肉は味付けをしてよく練ったものを
両面に小麦粉をまぶしておきますと
この様になりますが あまり小麦粉はよくわかりませんね…
しかし しっかりついています
これをフライパンで焼くのですが
いつものように中華鍋で焼くことにします
ニンニクの刻んだものを入れ オイルを少しだけ敷いて
中火にかけた鍋に
肉を投入します
このまま動かさないで焼くのですが
ひき肉の脂肪が
肉の縁からあふれてきます
肉の縁の色が白く色づいてきましたら
そっとひっくり返して焼くと
片面焦げ色のついたハンバーグが出来てきます
この時下からあふれ出てくる豚肉の脂肪を
キッチンペーパーで吸い取りますと
かなり脂肪がとれますが これが肝心です
油をとらないと出来上がりが脂臭くなってしまいますので味がしつこくなってしまいます
なのでしっかりここで油を抜くことが肝要です
ポイント2 になります
油をこそぎ取りましたら
焼きの入ったハンバーグをヘラで崩してゆくのですがあまり小さくはしません
程ほどにかたまりを残しておきます
この辺りが肉料理としてのボロネーゼの手法となるのですが 日本風のミートソースとはそこが違います
ほぐしてから ベーコンの刻んだものをくわえてよく炒めます
その後で 先に作って置いたトマトソースを お玉で軽く2杯ほど加えてよくかきませる手はずが
順番が逆なってしまいました…( ;∀;)
ベーコンを先に入れ忘れてしまい トマトソースを先に加える羽目になってしまいます…まぁいいか…
それでもなんかわからんうちに
赤く色づいた 肉トマトソースが出来てきます
少し中火で煮込むのですが
その際にバターも
入れて煮込みます
赤ワインも少しだけ入れてゴムヘラでよくかき混ぜます
そうしますとこの様な
ある程度水分の飛んだミートソースが出来上がりますので
ここでいったん火を止めます
パスタの方は バリラの1.8㎜を300gちょい測って
茹でます 9分のところ 8分茹でます
茹であがり近くなってきたら
ソースを火にかけ パスタ湯をお玉で2杯ほど加えて塩分を調整します
味見をして塩分調整をするのですが 塩分と同時に甘さも調整しますそこもポイントでしょうか
そうしてちょうどよくなったソースに
茹であがったパスタを加えると
こうなり
さらにチーズも
投入して ゴムベラでよくかき混ぜますと
ボロネーゼの出来上がりとなります
これを皿に盛るのですが
上にかかっているのは 大葉の刻んだものと 乾燥バジルになります
今回は予想通りの出来上がりで
麺の硬さも甘さも塩加減も申し分のない出来上がりとなりました
旨みも申し分なく あっという間に食べてしまいます
少しだけ甘めに作るのがコツかと思いました
また油のしつこさもありませんのでさっぱりといただけましたね
今回は合い挽きですが豚ひき肉でも美味いんじゃないかと思います (^_-)-☆
そんなお話です
それでは また
今回のパスタは ミートソースに挑戦します
日本で昔から食べ慣れているのは ミートソーススパゲティ になりますが
茹でたパスタの上に 後乗せのひき肉入りのソースをかけます
喫茶店でもお馴染みのスパゲティになるのは ナポリタンと同じです
ナポリタンとこのミートソースが 日本を代表するスパゲティとなるのですが
パスタの世界では少し意味合いが異なるようです
ボロネーゼは ボローニア地方が発祥のようですが
ボローニャ地方の地図
地図を見ていただければわかりますが この土地はイタリアの北部となりますので
農業地帯でもあり肉類が好んで食べられるようです 同時にチーズなどもよく作られており
お隣のパルマは あの有名なパルミジャーノレッジーノのチーズでおなじみです
ピザも盛んなようです
こういった土地柄のパスタですんで 肉がメインのパスタとなるようです
ですからボロネーゼは肉を食べるパスタと言えます
日本のミートソーススパも肉を食べるのですが
日本風の味付けをしたひき肉料理という意味合いになり
ボロネーゼの方は 同じひき肉を使うのですが もっと肉肉しい 肉の旨味を味わうがためのパスタ
という位置づけになります
その為肉の焼き方であるとか 味付けには異なりがあるようです
今回は ボロネーゼ の方を作るのですが
次回は 日本風のミートソースの方をやってみます
やり方の違いと味付けの違いを比較することになります
用意するのは 牛豚の合い挽き肉になりますが
400gのパックを 200gずつ2つに分けます
こちらの200gは塩コショウとナツメグを少し振りかけて しまっておきます
今回はこちらの200gを
塩コショウした後
ナツメグを少し振りかけたものに
こちらの赤ワインを50mlくらい
振りかけて
軽く練って ハンバーグの様にこねておきます
あとで小麦粉を両面につけて フライパンで焼くことになります
その前に用意するのは ソフリットになりますが
簡単なものを用意します 玉ねぎ 人参 セロリとニンニクのみじん切りを
オイルの中で揚げるのがソフリットになりますが 野菜の甘みを引き出します
こういったものを使用するのが西洋料理の基本となりますが時間がかかります
このパスタでは簡単なソフリットもどきを用意しました
野菜は玉ねぎとニンジンを使うのですが
大きく切ったものを
ブレンダーのフードプロセッサー状の容器に入れ
これを回しますとあっという間に
細かく粉砕された玉ねぎとニンジンのミックスが出来ます
この時 玉ねぎは1個半 人参は1本の半分くらい使用しました
この野菜を
2つに分けるのですが
右の方の量が倍くらいあります
こちらの少ない方は
あとで日本風のミートソースに使用します
トマトソースを作ります
鍋にオリーブオイルを敷いて(大さじ2くらい)
先ほどの野菜のみじん切りを入れます
これに
にんにくのみじん切りを1かけ分入れてから 火にかけますと
野菜の水分が飛んで行くのですが
よくかき混ぜながらコツコツと炒めてゆきます 焦げないようにね
そうしますと 30分くらい経つと
これ位に色が変わってくるのですが
この辺りで止めておきます(もっと炒めた方が良いのですが時間がかかるのでね)
ここで取り出したのが
ホールトマト缶が2缶になりますが
こんな状態の
ソフリットに
この400g×2缶のホールトマトを
全部投入します
缶に残ったトマトも
水でゆすいでからきれいに
残らず入れてしまいます
これを煮詰めてゆくのですが
酸味があるので強火で最初は
よく沸騰させます
この時 三温糖を12g位と 塩を7gくらい入れます
酸味がありますので砂糖の方をたくさん入れるのですが 幾分多めに入れた方が美味いかと思います
ここがポイントになります
これ位煮詰まるまで 15分くらいかかります
ここでトマトソースの出来上がりとなりますが
ボロネーゼに使用するソースは お玉で2杯くらいになりますから
残りはタッパーに入れて冷凍 冷蔵保存をかけることになります
肉の焼き
ここで引き肉のハンバーグを焼いてゆきますが
バラベーコンの小さく刻んだものを用意しておきます 旨味が出ます
バターとチーズも用意しておきます
チーズはパルメザンの粉チーズでも 安いミックスチーズでも構いません
今回はミックスチーズになります
ひき肉は味付けをしてよく練ったものを
両面に小麦粉をまぶしておきますと
この様になりますが あまり小麦粉はよくわかりませんね…
しかし しっかりついています
これをフライパンで焼くのですが
いつものように中華鍋で焼くことにします
ニンニクの刻んだものを入れ オイルを少しだけ敷いて
中火にかけた鍋に
肉を投入します
このまま動かさないで焼くのですが
ひき肉の脂肪が
肉の縁からあふれてきます
肉の縁の色が白く色づいてきましたら
そっとひっくり返して焼くと
片面焦げ色のついたハンバーグが出来てきます
この時下からあふれ出てくる豚肉の脂肪を
キッチンペーパーで吸い取りますと
かなり脂肪がとれますが これが肝心です
油をとらないと出来上がりが脂臭くなってしまいますので味がしつこくなってしまいます
なのでしっかりここで油を抜くことが肝要です
ポイント2 になります
油をこそぎ取りましたら
焼きの入ったハンバーグをヘラで崩してゆくのですがあまり小さくはしません
程ほどにかたまりを残しておきます
この辺りが肉料理としてのボロネーゼの手法となるのですが 日本風のミートソースとはそこが違います
ほぐしてから ベーコンの刻んだものをくわえてよく炒めます
その後で 先に作って置いたトマトソースを お玉で軽く2杯ほど加えてよくかきませる手はずが
順番が逆なってしまいました…( ;∀;)
ベーコンを先に入れ忘れてしまい トマトソースを先に加える羽目になってしまいます…まぁいいか…
それでもなんかわからんうちに
赤く色づいた 肉トマトソースが出来てきます
少し中火で煮込むのですが
その際にバターも
入れて煮込みます
赤ワインも少しだけ入れてゴムヘラでよくかき混ぜます
そうしますとこの様な
ある程度水分の飛んだミートソースが出来上がりますので
ここでいったん火を止めます
パスタの方は バリラの1.8㎜を300gちょい測って
茹でます 9分のところ 8分茹でます
茹であがり近くなってきたら
ソースを火にかけ パスタ湯をお玉で2杯ほど加えて塩分を調整します
味見をして塩分調整をするのですが 塩分と同時に甘さも調整しますそこもポイントでしょうか
そうしてちょうどよくなったソースに
茹であがったパスタを加えると
こうなり
さらにチーズも
投入して ゴムベラでよくかき混ぜますと
ボロネーゼの出来上がりとなります
これを皿に盛るのですが
上にかかっているのは 大葉の刻んだものと 乾燥バジルになります
今回は予想通りの出来上がりで
麺の硬さも甘さも塩加減も申し分のない出来上がりとなりました
旨みも申し分なく あっという間に食べてしまいます
少しだけ甘めに作るのがコツかと思いました
また油のしつこさもありませんのでさっぱりといただけましたね
今回は合い挽きですが豚ひき肉でも美味いんじゃないかと思います (^_-)-☆
そんなお話です
それでは また
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