NTTが度重なる総務省の意地悪にブチ切れた。新料金プランの発表を聞いた素直な感想である。ドコモの完全子会社化によって財務基盤が強固になり、悠々と消耗戦を仕掛けられる様になった。恐らくこれで割を食うのは楽天モバイルとMVNOであり、業界再編も有り得るだろう。3大キャリア寡占を打破してケータイ料金を下げると云う総務省の机上の空論は、ここまで素直に言う事を聞かれてしまった以上見直しが必要だろう。しかし、ahamoか。サブブランドでは無いと釈明しているが、だったら回線名がahamoになるのは何故か。全ての手続きはネットで完結し細やかなサポートは提供しないプランだから、そこら辺が苦手な人達が料金に釣られてMNPしてくるのを防ぎたいのかも知れない。コストカットとしては真っ当な戦術であるし、「ドコモはサービスが悪い」と云う言い掛かりの回避にもなるが、それにしてもahamoか。これを受けた他社の対応と、耳が慣れるのを楽しみに待ちたいのである。