絶対にやらない事を切に望む。ワクチン接種が始まった英国で、接種証明書の発行の是非が議論されている。それが無ければ社会生活が著しく制限されるであろう事は誰にでも想像出来るらしく、ワクチン懐疑派からは猛反発を受けている様である。肯定する立場からも、接種機会の不平等による差別を懸念する声が上がっている様だが、全体的な空気としては「やっぱり有った方が良いよね」の方に傾く気がする。少なくとも出入国の際には必須だろう。英国を先例として、我が国ではどう動くか。「ワクチン接種のお知らせ」を郵送するとして、怒涛の予約をどう捌くのか。受付が電話かファクスのみだったら証明書の発行は諦めたと見るべきである。ただ「接種の記録はマイナンバーカードで参照可能です」と云うシステムを現段階で構築するよりは遥かにマシだろう。弱みに付け込んで普及率を上げようとしても、マイナスイメージを増幅させるだけで実効性はほぼ無いのである。