営業部隊は積年の怨讐を克服出来るのだろうか。NTTコミュニケーションズとNTTコムウェアが、NTTドコモの子会社となる様に決定したらしい。NTT本体にぶら下げなかった理由は分からないが、何か物凄くドロドロした大人の事情を察したので、深くは立ち入らない事にする。完全子会社になれば色々無駄が省けるのは容易に想像出来る(イマドキ長距離・国際電話と市内電話を区別する理由など有ろうか)が、問題はそれぞれが伸ばしてきた事業をどう整合するかである。私が知り限り、フレッツ光とOCN光とドコモ光とぷらら光は競合関係である。と言うより「工事不要」を謳い文句に熾烈な争奪戦を繰り広げてきた経緯がある。一緒になったらブランドをどうするのか、存続させるなら競争関係をどう整理するのか。「オラわくわくしてきたぞ」状態であり今後が楽しみなのだが、インターネットプロバイダが一強体制と云うのもつまらない。仁義無き派閥抗争は継続して欲しいのである。