どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

あってもなくてもいいもの。

どうでもいい四百字 2590

2020-02-09 19:11:18 | 時間の無駄
やっぱり予防って大事。1月末時点でのインフルエンザ推定患者数は約49万6000人で、昨年の約166万9000人から激減している。新型ウィルス騒動の副作用であろう。これを良い教訓として、手洗いうがいの徹底や人混みでのマスク装着、インフル発症者の適切な隔離が定着する事を望んでいる。海外の記事等で「マスクは感染者が飛散を防ぐ為にするもので、健常者には無意味」と云う意見をたまに見かける。一般的にはそうかも知れないが、ニッポン都市部の通勤ラッシュを一度体験してから、再検討して欲しいと思っている。路線にも依るが、濃厚接触なんてもんじゃ済まない乗車率で一定時間密閉されるのである。何故誰も防護服を着ていないのかが不思議なレベルだろう。予防の観点からすればそんな電車に乗る方がどうかしていると云うのは正論なのだが、風邪薬飲んででもどうかしないとならないと考える人が多いのも事実であり、喉元過ぎれば患者数はぶり返しそうなのである。

どうでもいい四百字 2589

2020-02-08 20:27:21 | 時間の無駄
見ている分には楽しい。統合が加速しているスマホ決済であるが、ソニー傘下のフェリカネットワークスを核としてFeliCa決済サービス4社が共通ポイントを発行するらしい。Suica、Edy、nanaco、WAONが手を結ぶ日が来るとは夢にも思っていなかった。とは言っても100円で1マイル、1000マイルで100円として利用可能と、嬉しいかは微妙な還元率である。これはサービスを提供している各社の利害の一致と云うよりは、フェリカネットワークスの都合で組んでいるからだろう。基本はライセンス商売なので、搭載する端末や利用者が増えれば利益も増える事になる。しかしコード決済の台頭で、わざわざ日本独自のチップを乗せるメリットは薄れている。VISA TouchがGoogle Payで使える様になったのも大きい。この儘では埋没し兼ねないと大同団結の旗を振り、お付き合いで各社が応じたと云う構図なのだろう。オールジャパンの呉越同舟と黒船VISA・Masterとのインバウンド対決を、JCBと一緒に観戦する心算なのである。

どうでもいい四百字 2588

2020-02-07 19:49:17 | 時間の無駄
肥満予防にはナッツ類が良いらしい。カロリーが高いので忌避していたのだが、実際に吸収される脂質は意外と少ないとの事である。またよく噛んで食べれば少量でも満足感が得られる効果もあり、間食に甘い物を食べるよりも太りにくいそうである。ポリフェノールが多く含まれるアーモンドがお勧めらしいが、少々お高かったので薄皮付きのピーナッツで代用する事にした。こいつは正確には豆類だが、似た様なものだろう。これを小腹が空いた時に30g程度ポリポリすれば痩せられるとは素晴らしいと喜んだのだが、全くの罠だった。そんな少量で止められるだけの強い意志があるなら、普通の食事制限で成功するだろう。1kgの大袋を購入しなかったのがせめてもの幸いであるが、無くなると買い足す様になってしまったので結局は同じ事である。そういや止められないから忌避していたんだよなあと悔悟の念に苛まれつつポリポリ齧るピーナッツは、昔と変わらず美味しいのである。

どうでもいい四百字 2587

2020-02-06 19:02:38 | 時間の無駄
実効性ある対策は難しかろう。メルカリ等で発生しているマスクバブルであるが、人の弱みに付け込む卑しい魂の人(商売上手とも言う)は地獄で花粉症に罹れと呪っておくとして、運営としても対応に苦慮する所だろう。以前現金の販売で問題になった時は、法に触れるから取り締まらなければ累が及ぶと云う動機が有った。チケット転売も然りである。しかし今回は単なる民生品である。売買に利を乗せる事を規制したら、ドラッグストアは壊滅するだろう。どこまでが良識の範囲なのかと云う線引きが難しいのに加え、運営の収益源である手数料は販売額に連動している。誰かが5000兆円でマスクを出品し、誰かが購入したら500兆円が懐に転がり込むお仕事である。高値転売を駆逐するだけの動機付けが無ければ、本腰を入れられまい。行政が介入すれば話がややこしくなるだけなので、騒動が終息するのを待つしかなさそうなのだが、「三方良し」の難しさを改めて感じるのである。

どうでもいい四百字 2586

2020-02-05 20:39:32 | 時間の無駄
生産性向上の要諦は整理整頓にあり。わかってるんだけどね、と片付けられないおっさんは恥じ入っている。ホワイトカラーの労働時間の2割は「何かを探す」事に費やされると云う説も有る。抽斗にしまった筈のボールペンとか鞄に入れた筈の領収書とか共有フォルダにアップした筈のファイルとか自分の存在意義とかを探しあぐねた経験は、誰にも有ると思う。すぐ見つからないのは収納場所がグチャグチャだからであり、探し物の代わりに締め切りがとっくに過ぎている仕事を発見し、それ以上の探索は中止になったりするんだから時間の無駄もいいとこである。ただし整理整頓しても、それ自体で何か利益が生じる訳では無い。浮いた時間をクリエイティブな業務に振り分けられなければ、単に固定費を少々削減するだけである。整理整頓の飽くなき改善と云う手段の目的化は決して生産性に寄与しないと、身の回りのあちこちがグチャグチャのおっさんは強く訴えたいのである。