車で1時間半ばかり行ったところに雨引観音というところがある。
桜・アジサイ・紅葉と、四季それぞれ趣があり、どこかに行こうとなるときに思い出す場所でもある。
今回は新緑がきれいで空気も澄んでいて、案外観光客も少なくひっそりとしていた。
杉木立の中に延命水という湧き水があり、ひんやりしたおいしい水を飲む。
杖一本で手すりのない石段をゆっくりゆっくりと登る。
水子供養だろうか、赤いよだれ掛けをしたお地蔵様が数十体並んでいる。どの顔もそれぞれの表情があり、微笑んでいる。その前を通るとなにか切なくなってしまった。
境内には放し飼いされた孔雀が数羽いる。
人馴れしているのか傍に行っても怖がる風もなく、悠然と羽を広げて見せてくれる。 カメラを構えると、モデルさんのように目の前でくるりと一回りしてくれた。数回来ているがこのように羽を広げたのを見たのは初めてである。動物園でもなかなかこうはいかない。
もう皆さんカメラを構えて、孔雀のとりこになってしまう。
鳴き声は猫のようにも聞こえるが、結構大きい。
今日は孔雀の写真オンパレード!