日中は夏のような暑さも感じられるが、空気もカラッとしているし、景色もいいしで、出来るだけ歩くように努めている。
いいスポットに出会ったりするとデジカメを持ってこなかったことを恨めしく思ったりして、まだ同じところに出かけてしまう。
この写真は友人に撮ってもらった。
同じ地域でも少し歩くとまた違った景色を見ることが出来る。
最近「千の風になって」という歌や音楽を聴くことが多い。
生協から買ったCDは「千の風になって~スペシャル盤~」。岩崎ちひろの絵がすばらしい。色々なアーチストや演奏が入っており同じ曲「千の風~~」でも表現がいろいろ。
紅白の秋川雅史さんの歌声に慣れてしまった自分としては、違った歌声はすんなりと受け入れなくなってはいるが、その中で全盲の新垣勉さんの歌が自分としてはとてもいい。技巧的ではなく言葉そのもの、詩の意味がスッと胸に入ってくるのがいい。 スーザン・オズボーン「I am a thousand winds」も、日野原重明LPC混声合唱団の合唱も、すべてそれなりに味わいがある
しかし詩が詩であるだけに、切なくなってくるのも事実である。去年は親しい人を2人亡くしたし・・・。
さて、この田園風景を見ていると、私の周りをささやいて見守ってくれるような優しい風を感じる。
人は「土に返る」いう言葉があるが、「天に召される」というように風や空や星になって見守ってくれるような気がしてならない。
近くの霊園に出かけてくると、墓石に「○○家の墓」というよりも「愛情」「やすらぎ」などご自分の好きな言葉を彫っていることも多く、中に「千の風になって」という言葉を見かけたのは、いかにこの歌と詩が多くの人の感銘を受けているかということなのだろう。