人工股関節とともに

身体の中の異物という存在でありながら、末永く仲良くしたい人工股関節。前向きに生きよう。

映画 憑神(つきがみ)

2007-07-19 | 趣味生活
映画「憑神(つきがみ)」 浅田次郎原作 降旗康男監督
 ネットで予告編を見て西田敏行の演技にひかれ、又浅田次郎の原作とあって期待して見たのだが~~?

 将軍の影武者を勤める家系にある武士が、平和な世の中に職もなく、出世を祈願したお稲荷さんを間違った。
 貧乏神・疫病神・死神にとり憑かれてしまってからの顛末を面白おかしく?ドタバタと。

 恰幅のいい貧乏神(西田敏行)のコミカルかつ存在感のある演技が笑いを誘い、はるかに主人公(今をときめく妻夫木聡)を食っていた。
 疫病神の赤木英和は身体の大きさそのままに力士を演ずるが、四股を踏むところなどはやはり本物の力士にはかなわないかな~。
 死神の少女は利発そうでかわい~。最後は主人公に、ハッピーエンドかと思いきや、生きる目的である死に場所を見出した主人公は、こここそ男の花道~と・・・。そしてどうなる??。

 なんだかハチャメチャな感がして事の顛末がよく理解できなかったのは、自分の頭がもう錆ついているせいかもね。
 他佐々木蔵之助の怪演はさすが実力派。

 これはまず原作を読んだ方がよさそうだ。
 ということで、今日図書館から借りてきました~。

ノウゼンカヅラ

2007-07-19 | 散策・写真・旅行

     

 今を盛りに咲いているきれいな花「ノウゼンカヅラ」。
 「凌霄花」と書くそうな。
 「霄」は空という意味で、つるがどんどん上に伸びて空をも凌ぐという意味なのだろうと思う。
  実はこの色は私が最も好きな色なのだ。
 もともと暖色系が好きでオレンジ・サーモンピンク・そのあたりの微妙な濃淡がたまらない。

 昔、帰りが遅くなって帰宅する時に各家からもれる明かり、それは蛍光灯ではなく白熱灯の色。
 この花を見ると学生の頃の貧しかった時の気持ちに戻り、懐かしさがこみ上げてくる。  何もなかった。貧乏だった。孤独だった・・・・。