今を盛りに咲いているきれいな花「ノウゼンカヅラ」。
「凌霄花」と書くそうな。
「霄」は空という意味で、つるがどんどん上に伸びて空をも凌ぐという意味なのだろうと思う。
実はこの色は私が最も好きな色なのだ。
もともと暖色系が好きでオレンジ・サーモンピンク・そのあたりの微妙な濃淡がたまらない。
昔、帰りが遅くなって帰宅する時に各家からもれる明かり、それは蛍光灯ではなく白熱灯の色。
この花を見ると学生の頃の貧しかった時の気持ちに戻り、懐かしさがこみ上げてくる。 何もなかった。貧乏だった。孤独だった・・・・。