ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

冬の嵐

2020年01月08日 20時24分10秒 | 田舎暮らし
朝起きたら家の前に杉の葉が散乱していた。
秋の台風でもこれほど散乱することはなかった。
よほどすごい暴風雨が吹いたに違いない。
でもこちらはいつものように、うつらうつら夢心地。
なんか世間が騒がしいなぁ~程度にしか感じていなかった。
そう、毎晩毎晩、晩酌して、たらふく飲んで、8時か9時には寝て、夜中に起きて、本を読んで、疲れたらまたうつらうつら・・・そのうちまた起きて本を読んで、疲れたらまた寝て・・・こんな暮らしをおくっているので、きっと眠りは浅いのだろうな・・・と思ってたけど、
こんな暴風雨にも気づかないなんて、意外と熟睡しているんだなぁ~なんても思ったりした。
そういえば昔、田舎ぐらいを初めてすぐのころ、夜中に猪が倉庫のトタンの壁を突き破って侵入して米ぬかを食べあさった事件があったなあ~
夜中トタンの壁を突き破る!ものすごい音がしたのだろうなぁ~
ところがこちらはぐっすり熟睡、まったく気づかなかった。
もちろん家族はびっくり飛び起きたらしい。
まぁ、こんな時は一に熟睡、二に知らんふり。
後は誰かが何とかやってくれる。
というわけで今回の暴風雨もなんてこともなく終わった。
そして暴風雨の置き土産の杉の葉、どっさり取れた。
これを集めて、七輪や薪ストーブの火種にする。
まちぼうけでウサギを手に入れた心境だ。

ところで雨はそれほどはなかったけど風は昼間も吹き荒れた。
車で国道を走ったけど、風にあおられ時々ヒヤッとした。
でもまあ無事に用も終えて、今日もまたこともなし。
日課の義務の晩酌をし夕食を終えて、あとはただただ寝るだけ。
そうそう、すべて世はこともなし。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

七草がゆ

2020年01月07日 19時15分17秒 | 田舎暮らし
今日は七草がゆ。
大根の葉っぱなどを入れてそれなりに手抜きした食べた。
田舎暮らしを始めたころは結構真面目に春の七草を集めたものだった。
畑からはスズナ、スズシロ。
沢からはセリ。
他の葉っぱは畑のそばの野原から。
何とか6種類は集めた。
でも春の七草ってしょせんみな雑草のたぐい。
まあ大根と蕪は野菜、セリは山菜・・・あとは単なるそんじょそこらの雑草。
春の七草ってどうしてこうも貧乏ったらしいのだろうね。
まあ年に一度くらいはいいけど、毎日食べようとは思わない。
春はもっと山野草があるけどどうしてそんなものが選ばれなかったのだろう?
スミレ(菫)とかタンポポ(蒲公英)とかレンゲ(蓮華)とか・・・
ちょっと意義を申し立てたいところだけど、
日ごろ日の当たらないところでひっそりと暮らしている春の七草たちにも、
たまにはちょっぴり関心をもってもらえる、こんな風習もいいかもしれない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

陶芸

2020年01月05日 18時33分37秒 | 陶芸
今日も陶芸とストーブの薪作り。
陶芸は皿2つと一輪挿し1つをたたらで作った。

作陶のやり方は主に3つ。
一つは手び練りや紐づくり。
縄文時代から続いている技法だ。
紐づくりは粘土をひも状にして、くるくる巻いて積み上げる。
もっとも基本的な作陶で素朴な縄文風な味わいがある一方で、
どうしても厚さに斑が出る、なかなかに難しい!!
でも芸術作品でもよく用いられている。
手び練りは、というと、もっと素朴、小さく積み上げた粘土の山に上から穴をあけて、
しだいに形を整える。
ぐい吞みや茶わんなどとっても味わいのあるものができる。
大好きな技法だ。
ただ厚さが・・・やっぱり、ついつい凸凹になる。
手び練りで厚さを均等化するにはやっぱりかなりの訓練が必要だ。

それからたたら作り。
これは粘土を平たく伸ばして筒などの型に巻き付けたり、
あるいは型紙に張って組み立てたりする。
手び練りと違って厚さが均等になるし、
同じものを量産できるし、
型紙を工夫して芸術的な作品も作ることができる。
もっとも好きな技法だ。

それからプロがやるのは電動ロクロ。
生産性がまるで違う。
ただ難しい!
かなり訓練しないといけない。
いずれ電動ロクロもやってみたいけど、今はたたらで満足しとこう!

まあそんなことは置いといて、
今日は3つたたらで作った。
ここまでの工程が作陶が一番楽しい。
この後・・・素焼きして・・・釉薬をかけて・・・だんだん自信がなくなってくる・・・
そして本焼き!
でてきた作品は・・・?
思わず目をそむけたくなる!
釉薬って油絵やクレヨンや水彩画やクレパスと違ってその色が焼き上がりの色とまったく違う。
そのうえ土によっても全然違う。
それに窯に置く場所によっても違ってくる。
そしてあとは運を天にまかせるほはない。
(まったく厄介なやつだ!)

でもまあ、そこはそれですよ。
うまく焼けなかったら、運が悪かったんだ・・・
うまく焼けたら、すごい!
やっぱり才能があったんだね!!

そうそう、.今年もこれで行こうね!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初詣

2020年01月04日 18時29分08秒 | 田舎暮らし
正月はどこにも出かけないで、ただただ家でのほほんと呑むに限る。
それでわざわざ初詣なんぞに出かける気には到底なれない。
なんであんな人ごみの中に出かけないといけない?
まあ当屋の時は近くの宮(実は我が家のすぐ裏にある)に仕方なく出かけるけど、
それ以外はもう何十年も初詣なんかしたことないな。

ところが今日なんと初詣、しかたなくやんごとない事情で初詣。
それもわざわざ姫路まで、
播磨の一の宮の総社まで。

日頃田舎に引っ込んでいると姫路が大都会のように思えてくる。
姫路城の前を通ると相変わらず観光客でいっぱい!
日頃黄色い線のそれも片道1車線の道しか走っていないので、
片道4車線の道路はとってもびびる。
そして車を停めるとなると、とっても駐車料が気になる。
なんで車を停めるだけなのに金を払わないといけない?
それも1時間100円ならばなんとか許せる。
それが30分で100円!20分で100円!!
駅に近づくたびに値段が上がっていく。
この越前屋め、越後屋め!
もう今では水戸黄門はいないのか?!
でもこれでも、もっと都会に比べると、大阪や東京に比べるときっととっても良心的な値段なのだろう。
うむ、許せん!助さん角さん懲らしめてやりなさい!!

でもまあなんてことは置いといて、よく探したら、駐車場業界も結構商売は厳しいのだろう。
あちこち抜け駆けするように安い駐車場もある。
そんなところはたいていは満車だけど、でもたまには開いてるところもある。
そんなところを探す楽しみ、そしてうまく当たったら、やったぁ~~!儲かった~~~!ざまぁみろ~~~!

いえいえこんな話じゃなかったな。
そうそう初詣の話。
総社は由緒ある神社だけど建物はそれほど大きくも古くもない。
でもまあそれなりに戦争などで苦労したんだろうね。
でも播磨地方の人たちの心のシンボル。
多くの人が初詣にやってくる。
でも今日は思ったほどでもなかった。
正月4日ともなると、そろそろ初詣疲れ?
出店もそれほど多くはなかった、稼ぎ疲れ?
でも本殿に行くとなぜか行列。
参拝の順番を待ってるらしい。
こんな行列初めて見た。
ともあれせっかく来たのだから、まずは並ぼう!
そしてひたすらお祈りしようね。
ところが思うのは邪念ばかり。
いったいみんなお賽銭いくら上げるのかな?
日頃お賽銭なんてほとんど上げたことのない人間。
それどころか拝むことさえほとんどしたことのない人間。
でもね今日はせっかくだから、人並に拝んでお賽銭をあげようね。
というわけで、いったいこんな時のお賽銭の相場はいくらなんだろうね?
戒名の時、坊さんに「あの~~~、よくわからないので、いくらあげたらいいですか?」と聞くと、
「いえいえ、お気持ちだけでいいですよ」と答える。
そこでこちらはお経の時間を自給に換算して1時間くらいだから3000円くらいかな?と恐る恐る3000円だすと、怒りだす!
そんな坊さんみたいなことにここではならないかな?
でもまあ正月のお賽銭なんて、賽銭箱に入れるだけ、誰がいくら入れたかわかるわけはない。
そこで、なんにも上げないの気が引けるので、せめてこっそり1円玉を1個だけでもあげようか、なんて思ってたら、家族が100円玉を1個手渡してくれた。
(まあ、お賽銭に1円だけ上げる人間はそうはいないだろうね。
そんなことしたかったのになぁ~。
それともジャンボ宝くじの外れ券をお賽銭に上げたらよかったかなぁ~。
するとバイトの巫女さんたちがワクワクしながら当選番号を調べる。
そしてみなはずれだと知って、このに罰当たりが!と怒り出す。
そんな光景、想像するととっても楽しい!
でもね、あんたたちのやってることも所詮はずれ宝くじでがっぽり稼いでるようなもんだよ。
あんたたちが連発している「大吉」のおみくじを引いた人が大損したらその分保証してくれるの?
あんたたちがやってることは所詮おみくじ詐欺じゃないの?)

いえいえそうじゃなくてお賽銭の値段だったかな?
100円!う~~~ん、これが200~300円だったら、こっそり猫ばばして、
ワンカップに化けるのに!
でもこれじゃ仕方ないね。
このまま100円をお賽銭にして、そのかわり他の人の数十倍もお願いをして神々を
困らせてやろう!
・・・と思ったけど、ふと考えるとお願いすることなんかほとんどない。
そしてただ一つお願いしたのは・・・
「今年もいっぱい呑めますように!」
そうそう、他には何~~~んにも思い浮かばなかった。

そして次はまたまた恒例のおみくじ。
おみくじも何十年も引いたことがなかった。
いったい今どき、おみくじっていくらするんだろうね?
100円?
ところが「お気持ちだけ・・・」ではなく200円と書いてあった。
う~~~む、せちがらい世の中になったものだね。
だっておみくじの原価なんてたかが知れている。
それを200円もふんだくろうなんて、この世には神も仏もないものか。
「助さん角さん、こらしめてあげなさい!」
でもまあ、そこはそれ、おみくじを引いた。
すると「大吉」。
ところが中身を見ると・・・
「盛んな運勢ですから自分の仕事に一心に励めばすることなすこと万事しわ幸せの芽となります」
のあと、
「しかし、傲慢に流れ酒色に溺れると以外の損害を招きます」
おいおい、このどこが「大吉」じゃ!
酒を控えろ?
これこそ大凶じゃない?

勉学:何事も一心に勉学せよ
求職:所を変え職を求めよ
商売:控えめにせよ 後吉
恋愛:あわてず心をつかめ。

おいおいこのどこが大吉?
勉学?もう今さら一心に勉強なんてしたくないよ。
求職?もう働くのはうんざり!
商売?もう商売もうんざり!
恋愛?慌てるかい、なんでいまさら!

何て感じで、有難く?初詣も終わり、その後、この辺りでは有名らしい店で中華料理をたらふく食べて帰ってきたのだった。
そうそうきっとこの年も、またまたつつがなく、しょうもなく、呑んだくれて終わりそうな、そんな気分で帰ってきたのだった。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

箱根駅伝

2020年01月03日 17時31分54秒 | テレビの中から
3日となると、そろそろ正月気分も・・・抜けないねぇ~
まあ年中正月気分で暮らしてはいるのだけどね。

それに地上波テレビは未だ正月、
普通の番組に戻っていない。
まあ戻ったからと言って、ほとんど見ないのだけどね。
昨日はたまたま箱根駅伝を見た。
2区の終わりから4区まで。
箱根駅伝って所詮、関東地方の大学のローカル駅伝。
なんでこんなのにみんな騒ぐんだろうね。
いっそ日本の全大学が参加して東海道大学駅伝をしたらどうだろう。
江戸の日本橋から京都の四条大橋まで、
あるいは皇居から京の御所まで。
一日目は江戸から沼津。
箱根駅伝では箱根に着く時間が昼頃、早すぎ!
もうちょっと伸ばして箱根を下って、沼津まで行こう!
二日目は沼津から浜松まで。
三日目は浜松から名古屋まで。
そして最後に四日目は名古屋から京都まで。
昔江戸から京までどれくらいかかったのだろう?
2週間くらい?
でも早飛脚は交代しながら、夜も走って3日で行ったらしい。
それだったら今の大学駅伝、夜も走ったら2日でいけるんじゃない?
でもまあ、そこまでしなくても昼間だけ、4日で走る。
こんな駅伝があってもいいと思う。
昔九州駅伝というのがあった(今もあるのかな?)
駅伝で九州を何日か、(1週間くらいだったかな?)かけて1周する。
とっても盛り上がったものだった。
そんな感じで東海道駅伝はどうだろう?
九州駅伝のように毎日同時にスタートする。
箱根駅伝のようなスタートだと復路優勝がわかりにくい。
というわけで毎日の優勝と通算の優勝を楽しむことができる。

でもまあ、今は関東地方のローカル駅伝、かってに楽しんでね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

正月

2020年01月01日 17時49分34秒 | 田舎暮らし
天気も晴れてなんてこともない長閑な正月日和。
このなんてこともなく、がいかにも正月らしくていい。

しかし年を経るごとに正月にたいした感慨を思わなくなってきた。
そもそも西暦の1月1日なんて気象的には何の意味もない日。
せめて立春にすればよかったのに。
でも日が昇らない北極圏やあるいは今夏の南半球やいつでも夏の赤道直下では何か意味があるのかな?
でもまあそんなことはおいといて、正月のいい所はただ一つ、朝から酒が呑めること。
「えっ、年中朝から呑んでるんじゃ?」
いえいえ、そんなことはありませんよ。
まあ、そのう・・・こっそり飲むことはあっても堂々と飲めるのは正月だけだよ。

でもまあ令和最初の正月。
去年はいろいろあったけど、今年はいい年でありますように。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする