3/19 スーさんの家具の話を聞いていて
家具の選び方か、懐かしい。
私は家具付きのアパートを借りていたので、
引っ越しも楽だったし、引っ越し業者も知らなかった。
最後のアパートだけ家具がなく、家具をそろえる楽しみを味わった。
フランスではまだ当時は安い家具は少なく
安物あ組立てだった。
最初は安家具でとりあえず、生活をスタートさせた。
そして少しずつ家具を買い替えていった。
部屋が小さいので、重い色や壁一面を覆うような家具は選ばなかった。
90cmくらいの高さ、これだと絵画を置いても自然の高さで
花を飾ったりするのにも適する高さだった。
家具は木材を選んだ。
日本語にすればクルミの木だと思うのだけど、
色が明るくて好きだった。
骨董品店で家具を見つけられるのを知って、価格の折り合う家具を
そろえていった。
全体的に色が合せられなかったけど、そこはテーブルクロスとか
カバーを使って全体の色を整えた。
帰国して、母の住まいを一時出たときも、同じ発想で家具を揃えた。
でも色については一度に買わないのでそろえるのは難しい。
家具なしのアパートに住んで、初めて自宅という感じが持てた。
落着きが違う。