ハゲてはおりますが、無理して(?)お茶会へ行って参りました
お誘いしたのは、以前某所お茶事で2度ほどご一緒させていただいた素敵な方(←突然メールしてお誘いしちゃいます)
まずは久しぶりのハイアットリージェンシー京都のレストラン「東山」にてランチ
籠盛り膳
東山(TOZAN)は、京都の中心地からは少し離れていますが、静かだし、席と席の間も広いし、ゆったりとしたスペースが確保されているので、遠方からの方が来られた時や、今回のようなほぼ初対面のような方との場合、ゆっくりとお話ししたい時なんかに使わせていただいています
その後は、先日こちらのブログでもお知らせいたしました、「京の伝統工芸をめでる大茶会」へ
場所は聖護院御殿荘
京都はしょっちゅう行っていますが、聖護院は初めて
ハッキリ言って「
聖護院=八ツ橋」のイメージしかございません
今回、お茶会の後に内部を特別に案内していただきましたが、それはそれは恐ろしく歴史のある、貴重な建物でした
襖も数百年前のものをそのままにされてあるので、「あ、そこ、襖に当たらないよういしてくださいねー」と注意されてる方もいらっしゃいましたが、そんな歴史のある襖なら、人が近づけないようにしておかないと、危ないです
ぶつからなくても、自然と裂が入ってきているらしいのですが、いや、、普通、これらは展示品でしょう…というものが普通にそのまんまにされています
お茶会のほうは、光格天皇ゆかりのお茶室で一席12名で薄茶をいただきます
さすが、皇室縁の聖護院だけあって、数日前にはこのお茶室で、○○○宮妃殿下が1時間半ほどお寛ぎになって帰られたそうです
ここからは写真はNG
こちらのお茶室もとても古くて、内部の壁が良い具合に変色しています
お茶室が歴史を感じさせるので、表装を新しくされた掛け物だけが、お茶室でボウッと浮き上がっているようにも見えました
表装を新しくするって難しいですね…
お道具は、今日庵文庫の筒井先生がご用意くださったとのことで、主茶碗がすごく味のある黄瀬戸で、縁の部分が数箇所金継ぎされていて、とても素敵でした!
なので、12名しかいないのに、なかなか拝見に回ってこない(笑)←お詰だったし
次茶碗が左入
楽さんところで鑑定してもらったら「典型的な左入」と言われたお墨付きらしい
着物は「桶絞り」という技法のもの
訪問着ですが季節を問わない柄だし、クールな色目なので、目下お気に入り
帯は加納幸「疋田遠山」
訪問着なら帯締めは本来平を使いますが、帯も素材が「紗紬」だし、軽い感じで着ているので丸の帯締めを使っています
帯揚げは小石丸の別染
私の情報源
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