大徳寺大仙院の
古渓忌のお茶会に行くために、北大路駅バスターミナルへ
古渓和尚は、利休さまのお師匠さんで、利休さまが切腹の後さらし首にされたのを、持ち帰り手厚く葬られた方でもあります
で、その古渓和尚の古渓忌のお茶会が毎年3月17日にあるのですが、そちらへ向かおうと北大路に着いたとたん、明らかに「お茶の人たち」であふれかえっている
マイナーなお茶会を選んだはずが、古渓和尚さまってば、かなり有名人だったのね、失礼しました…と思い、お茶席に入れるのはいったい何時間待ちだろうか…と心配しつつ大徳寺にたどり着きますと、アレ?
なんかやってる??

淡交会近畿地区大会?
そっか、あの「お茶の人たち」はこちらにお越しだったのね、、とほっと一息
関係者とすれ違うたびに会釈をされ、「いや、私はチガイマス…」と心の中で思いながら、奥の大仙院へ

大仙院まで来ますとかなり静かです

「古渓忌お茶席 一人1000円」と大きな看板が立ててあって一安心
あんまり調べても出てこないし、予約なしで入れるのかどうかも心配でしたので…
お茶席までの待ち時間には本堂やお庭の説明をしてくださいます
沢庵和尚もこちらの方だそうで、書院「拾雲軒」で宮本武蔵に剣の極意を授けたともいわれています
利休さんと秀吉さんがまだ仲が良かった頃にお二人でお茶をいただいていたお茶室なんかもあります
廊下は500年前の鶯張りがそのまま使われています
歩くと日本人には心地よく感じる音が鳴ります
一通り説明が終わる頃、名物和尚様のいらっしゃるスペースに到着
これは、和尚様が「カメラ持ってるやろ!?写真撮ろ!!」とおっしゃってくださって撮ったもの(笑)
「はいボーズ(坊主)」と何度もおっしゃる和尚様(笑)
もしやこのフレーズを言いたかっただけ…!?
和尚様が大変気さくな方でいらっしゃいますので、お茶会も大変和やかなお茶会でした
(あんまり大徳寺っぽくないイメージ)
ちょうど良い人数で、和やかなお茶席
お茶席の後は古渓和尚様のお墓参り
古渓忌のお茶会は毎年3月17日
曜日関係なく、今年はたまたま日曜日だったそうです
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