身の程知らずの独り言

音楽的にも文学的にもダメダメな♀が、身の程もわきまえず、好き勝手な戯言(主に、中島みゆきさん)を記しております。

みゆきさんの言葉選び、その9"ザ・女"

2014-05-29 23:32:57 | 中島みゆきさん(言葉選び)
「てんびん秤」(LOVE OR NOTHING )
「新曽根崎心中」(夜を往け)

"みゆきさんの声、その10"で挙げた、私が思う"ザ・女"歌です。

悪酔いしながら、もう少し。(笑)

歌声もさることながら、韻を踏んだフレーズの繰り返しが、印象的な2曲だと思うんです。

まず、「てんびん秤」

『♪あたしはよく立場をわきまえて
情けのおこぼれもらうだけ』
を受けて、
『♪恋情と愛情は彼女のため
友情と同情はあたしのため』
と続き、2番では、
『♪ 純情と人情は彼女のため
色情と薄情はあたしのため』
となる。

韻の踏み方も見事だと思うんですが、"情"の内容が絶望的になっていく様がヒシヒシと伝わってきて、、、切ないですね。
(>_<)

たぶん、この"情"の並びがピタリハマッた時は、気持ちよかったんじゃないかな、と勝手に妄想してしまいます。

こんな駄文でも、表現したいことにピッタリとハマる言葉が出てきた時は、気持ちいいもんなんですよ。(笑)

それまで行き詰まっていても、キレイに収まる一言が見つかれば、ウソのように流れ出すんです。

最後まで見通せる感じがして、本当に書くのが楽しくなります。

これも一種の"ランナーズ・ハイ"なんでしょうね。

みゆきさんは、
「ランナーズ・ハイ」(常夜灯)
で、
「♪歌ったら停まらない」
と歌われてますが、きっと書くほうにもあると思いますよ、
"ランナーズ・ハイ"。

勝手な私の想像ですけどね。

そして、「新曽根崎心中」

『 ♪親しんで楽しんでいとしんで
愛(かな)しんで苦しんで
♪ただ愛のもくず』

この並びも、「愛(かな)しんで」「苦しんで」になる切なさ。

しかし、2曲ともそんな切なさを感じさせない、メロディの強さ、ドスの利いた艶っぽいボーカル。

だから、切ない状況であっても、女々しくないんだと思うんです。

どこか、開き直った強さを演じているような、感じがするんです。

弱味を見せたくない、それこそ
『♪あんたの前じゃ泣きやしないから』(てんびん秤)
ですよ。

意地だし、矜持ですよね。

この強がりが、私は気持ち良くて、好きなんです。

強がりながら、見せる本音のいじらしさも、好きですね。

『♪てんびん秤に乗せるとしたら
あんたと もうひとは地球』
(てんびん秤)
『♪恩より親よりおまえが恋し』
(新曽根崎心中)

まあ、これを本音ととるのは、私の勝手な妄想かもしれませんが。

妄想次いでに、もうひとつ。

「新曽根崎心中」の
『♪夢だとわかって目が醒めないから
夢中と呼ぶのよ 覚えときなさい』

このフレーズは、最初に聴いた時からスゴイ!と思たもんです。

そして、このフレーズが出てきた時は、気持ち良かっただろうなと、ランナーズ・ハイになっただろうなと。

本当に、勝手な妄想が停まらないですね。(笑)

あきれながらも、お付き合いいただき、ありがとうございました。(^^)

これからも、勝手に妄想していくと思います。(笑)

では、また(^-^)








コメント (2)
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