つれづれ生活日記in桂林

桂林(中国)での生活体験、見たままの日常を紹介

マンション購入記 5章[内装工事始まる]

2014-06-03 21:31:19 | マンション購入記

 

取りあえず内装前の部屋の様子は、知人に送って頂いた画像で大まかに解った。

大まかな様子は解ったが、こうなると、どうしても自分の眼で見てみたいと

2012年4月に5泊6日で桂林行を決めた。

 

頂いた写真で各部屋の様子は見ていましたが、実際に見ると少し狭く感じる。

正確な書類等見たことが無いので不明ですが、話では140㎡位と聞いていた。

素人ながらも140㎡は無いだろうと思った。

最近解った事ですが、中国の場合、専有面積+エレベータから玄関ドアーまでの

通路も面積に入っているらしい??

そう言えば上の階の住人は通路に格子を取り付け、専有部分?にしていた。

 

 

 通路に格子を取り付け専有する・・普通だそうです。

この部分も部屋の面積に加算されている??

 

  

 

懐具合は横に置いて、夢だけは膨らむのですが・・                  内装工事がはじまる・・台所方向                           

 

                              リビング

 

                             パソコンルーム

                      壁・床に溝を掘り配線を埋め込む工事。

 

                          天井にも配線工事

 

 

                       玄関の配線工事は終わっているようです。

 

                      絶対に譲れない場所の一つ・・玄関の履物脱ぎ場。

 

内装後の出来事ですが、水業者に配達を依頼・・

玄関で靴を脱ぐよう依頼・・無視

靴に被せる袋を出しても・・無視

靴のままフローリング上をツカツカ歩き、水タンク取り換え。

以後、その業者は玄関外でストップ。水は自分で据え付け

(持ち上げて台に乗せるだけ)しています。

 

   

内装工事が始まったが、又一つ心配がでてきた。

中国のマンションの床はタイル貼が多い。

トイレは和式のトイレに少し似た形。

それと生活様式が西洋タイプなので靴のまま室内に入ってくる。

風呂は基本シャワーのみが多く、壁は漆喰の白壁と言う内装が多い。

 

中国式の内装にしない為に、知人にお願いして、まずは簡単な部屋の

見取り図を入手(前回紹介)。

この方の前職が建築関係だったとの事でアドバイスをお願いした。

メールやSKYPEで内装方法について話し合った。

その内容を嫁の姉へ私の希望として伝えて貰い、姉から職人の親方に伝えてもらう・・

この方法しか無いと結論。

しかし、素人の姉がどれだけ理解して、それを聞いた親方がどの程度、理解したのか

否か不明との返事。

 何しろ、日本人好みの内装工事等した事も無いハズで難しいとは想像していた。

 

ある日、施主が居ない事を幸いに?通常の中国式内装になりそうとの連絡を頂いた。

やはり心配していた通りの展開・・姉を含め、親方は中国人。

特にメンツ意識が高いで あろう親方は、日本人の五月蠅い注文等イチイチ聞いて

いられるか・・と思ったのか? 

 

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マンション購入記 4章

2014-05-22 00:17:40 | マンション購入記

外観は姉夫婦からの動画と、写真で大まかな様子が分かったが、今度は室内の様子を見たい。

スケルトン(内装無し)の状態だ・・との説明を聞いてはいましたが、当時はスケルトンの意味が、

いまいちピンとこなかった。

すでにご存じの方も多いと思いますが、中国のマンションはスケルトン(内装無し)の状態での

売買が多いらしい。よって中国ではマンション購入費以外に内装費用が必要になります。

ネットで調べますと、最近は内装済みの新築マンションが、中国各地に拡大している模様。

中国式の内装方法のアドバイスは、以前からお世話になっている知人の方に 色々と教えて

貰いました。

 

そこでまたまた、その知人の方にお願いして室内の様子を撮って送って欲しい・・と依頼した。

面倒な奴だと思われたに違いない。しかし、手も足も出ない日本に住んでいる為に無理を承知で

お願いしましたところ、快く引き受けて頂き完成までの間、数回にわたり途中経過の様子を撮り

メールに添付して送って頂いた。

 

 マンション入口   通路右側にエレべ-ター2機あり

 

最初の図面・・さっぱり??                    左側の図面では解り辛いと、知人の方が書き直してくれました

 

 

 

初めて見たスケルトンの室内

                               玄関 

 

                       玄関を入ってすぐの左側にDK 

               

                     リビングから見た浴室・トイレ方向

 

                               リビング

 

PC室・寝室方向。なんと室内に階段があります。

日本の住宅はバリアーフリーの設計が多いと思いますが、ここでは

奇抜なデザイン?の住宅が流行だとか・・

                           パソコンルーム

 

           A寝室                                  B寝室

 

      シャワー兼トイレ室                                浴室兼トイレ室

 

  

スケルトンマンションを内装する場合、業者に完全に任せてしまう方式と、自分で大工と材料を

探してきて行う2つの方式があるらしい。

完全に任せる方式は業者による工事をほとんど信用していないので、自分でおこなう方式が多い

とも聞きました。

参考の為に、中国在住日本人の方々でマンション購入、内装記録を紹介しているブログを見れば

ほとんど現地に住んでいる方ばかり。

そして自分でおこなう方式の場合でも可能な限り、毎日のように現場に行って監督?をしている様子。

指示通りの仕事をしていない場合はやり直させる場合もあったとか。

 

日本、中国を問わずマンションは大きな買い物ですから出来るだけ希望通りの内装にしたい。

しかし気を抜くと直ぐに手抜き工事をされる可能性が高いので、毎日でも現場に行く必要があるらしい。

私達も大工と、内装材料を自分で探して・・の方式が良いと思ったのですが、現地不在の上に内装工事に

関する知識も無く、職人の手配の方法等さっぱり分からない。

 

しかし、良くしたもので嫁の一番上の姉がホテルの副支配人をしている関係で、時々ホテルの改装、

修復で出入りしている業者の親方を使い内装してくれる事になった。

 

という事は内装工事を全部業者へお任せに・・

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マンション購入記 3章

2014-05-09 23:32:57 | マンション購入記

マンション購入記が中々進みません。

何しろ当時、ブログなど考えた事も無いので、今頃過去の事を思い出そうにも、ほんとに難しい。

 

いずれにしても、国内の身近な所にある物件では無く、遠い異国の物件の話。

そして当の本人達はそこに住んで居ない。

住んでいないと言う事は、物件の確認、周りの様子、交通や買い物の便、内装はありませんが、

部屋の様子等々を自分の眼で確認する事が出来ません。

 

そんな状態で高額な買い物をする事は、通常は考えられない事です。 色々とありましたが、

我々の代理で物件を見た姉の「お薦め」の一押しに、後は野となれ山となれ・・の心境で決定。

 

しかし、いざ買うとなったら現金なもので、マンションの外観や周りの様子を見てみたい。

(先程まで金の心配をしていたにも関わらず・・・)

購入話を持ち掛けてくれた姉夫婦に早速連絡。

工事中でも良いので外観写真を撮って欲しいと依頼。

すぐさま写真や、車を流しながら撮影した動画までPCで送ってくれた。

 

                            初めて見たマンションの様子

 

 

 

これだけでは、周辺の様子が分からずに・・

田舎だな・・と

 

16階建てのマンションで3階以上の外観はほぼ出来上がっている様子。

しかし1~2階部分に入る店舗部分は足場を組んで工事の最中。

写真を見る限り職人は2人しか写っていない。随分とのんびりした現場である。

これだけの建設現場があれば職人不足なのか??

日本でもマンション現場を見る機会があったが職人は結構いたように思う。

購入から鍵の引き渡しまで約2年あまりかかりました。

 

 

夜(21:40頃撮影)、外から見た様子ですが灯りはチラホラ・・    ↑

昼の様子。窓に格子を付けている、又はカーテンがある部屋は少ない   ↓

現に私が住んでいるマンションも、購入から5年経過していますが未だに入居者は山感で

5分の1、又は6分の1位かと思う。

つまり購入はしたが、動機が投資目的だったのか、又は買ったのは良いが、借金して買った為に

内装する金までは準備が出来ないかの、いずれかだとの話です。

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マンション購入記 2章

2014-04-10 00:42:09 | マンション購入記

 確か、1995年頃の上海等はバブルの最中で、マンションも相当に値上がりしていた時期だったと思う。

しかし大都会がバブルの様相だと言っても広い中国、田舎の小さな都市、桂林まで波及するには時間が

かかるだろうし、桂林では今しばらくは縁の無い話だと内心思っていたので、バブルのニユースもほとんど

気にならなかった。

かつての日本でもバブルがはじけた後、マンションが値下がりしたように中国でも同じ現象が起こる

だろうとの考えもあり、むしろ値下がりが起きてからの方が好都合でもある。

それまでに少しでも金を貯めてからでも遅くは無いとの考えから、当初は全然気乗りしなかった。

 

 

私の住まいからも比較的に近い場所で建設中のマンション、戸建て住宅・・リゾートの別荘の雰囲気です。

 

 

彼女も、将来はマンションが欲しい・・と微かな希望はあったかも知れない。

しかし、意に反して田舎都市の桂林でも徐々にバブルの波がきている様で「買うなら今の内に買わないと

今後、相当に値上がりする事は目に見えている」とご進言する親切な姉に煽られて?、彼女はすっかり

その気になってしまった。

 

何回か姉からのご進言を聞いた家内は買う気満々。

帰宅するなり「良いマンションがある」「金額は◯◯万元」

「早く手付金を入れないと売り切れてしまう」云々・・

金も無いのにどうするつもり?と聞けば、いとも簡単に

「銀行から借りたら」??

おいおい・・

 

 

 立体的な模型があるので、完成後の様子が分かります

 

 マンションの金額も相当な値上がりのようですが、環境の良い場所にある物件は

売れているようです。

 

                            モデルルームの模型 

       

中国はスケルトン状態で売りますので、購入者が内装をしなくてはなりません。

その為の内装見本のようです。

 

 

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マンション購入記

2014-03-21 00:30:38 | マンション購入記

 

 最近、天気のせいにしたり、用件が重なったりして、ブログネタを探しに出ていません。

そのような訳で、しばらくマンション購入から内装までを少し記してみたいと思います。

 

 私が住んでいるマンション(手前茶色)も入居率は低いのですが、

それより向こう側は、まだ出来たて(仕上げ中?)の為に入居者(テナント除く)無し。 

 

 

 

1. 序章

 

当時の事を思い出しながら、記していますが、ほとんど記憶が曖昧になっています。

益々物忘れが酷くなっている我が頭を叩きながら、思い出せる範囲で書いています。

 

話は遡って2008年・・

2008年当時は、中国の田舎都市で会社員の平均月収が日本円で1万5千円~2万円位。

高い人で3万円位と聞いていた。当時、家内は給料で800元~1200元(確か当時の

レートで1万~1,3万位だったと思う)その当時、桂林在住の日本人の方のアドバイスでは、

特別贅沢さえしなければ月3~4万円で、日本での平均的な生活、又はそれ以上の生活が

出来るだろうと言われていた。

それならば年金は大幅に減額されたが、田舎都市の桂林ならばなんとかなるかも知れない

と考えるようになった。

 

さて・・

前置きが長くなったが 2008年末~2009年初めだったと思います・・が今となっては確かな

日付は忘れてしまった。

家内の姉より『立地的に良い場所にあり、相場的にも安いマンションがあるが買わないか?』

との連絡があったようだ。

場所は桂林市の中心部付近では無く、家内の実家近くで、同じ地域にその姉夫婦も住んでいる街。

将来は市政府庁舎も移転する予定で、益々発展する事、間違い無し??とかなんとか・・

 

当時は桂林でパソコンはまだまだ、普及しているとは言えない頃でしたが、幸いにも話を持ってきた

姉の家にはパソコンがありQQ(中国で有名なメッセンジャー。SKYPEと同じ)を使って連絡していた。

便利な世の中になったもので、パソコンさえあればインターネット経由でリアルタイムで話が出来る。

購入話が出てからは、QQで姉と頻繁に連絡をとっていた。

 

       1Fには銀行=2行+新車販売店,2F=レストラン

       3F~16F=住居部分

 

兄弟姉妹に中で一番貧乏な末妹(家内)が結婚した相手の日本人も同類の貧乏者。金を持っていないと

知っていたはずだが、余計な情報をくれたものだと当時思ったものだ。

新聞やTV、ネットでは 上海他大都会はマンションブームでバブルの様相。上海などは東京と同じか、

又は 東京より高くなった等々のニュース多かった。 将来は桂林に行く予定で結婚した訳だし、金を

貯めて中古物件の安いマンションでも・・と頭の片隅にはあったのだが、いきなりのマンション購入話。

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