リンダ リンダ リンダ リンダ!

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あ~いやだな~

2014-10-17 20:34:00 | BALIUS2
明日もご出勤、しかも「鍵当番」なる悪しき風習に当たってしまった・・・
土曜出勤で早起きかよ・・・

さて、ゴネてもしょうがないので、久しぶりにチョコット考えてみました。ザ・素人考察シリーズ!(笑

本日のお題は「elfプロジェクト・フロント構成」
ノーズダイブが理論上無いって売りのフロントスイングアーム機構。バイクの回頭は姿勢変化も重要って説もありますけどね

最初のelf-Xからelf-5まで徐々に変化しておりますが、基本的にスイングアーム&ハブセンターステアリング。

ものすごい簡略図なんですけど、図式化してみました。

左側はダブル・ウィッシュボーン式
初期のelf-X、elf-e(r)、elf-2に採用されてたタイプ。
2本のスイングアームでハブを支える構造。F1みたいな感じ。

右側はマクファーソン・ストラッド式
後期のelf-3、elf-4、elf-5に採用されたタイプ。
スイングアーム1本で上側はサスユニットで支える構造。乗用車はこれが多いかな?

右のストラッド式を「モノアーム」って言う人もいますけど、構造上はハブセンターステアリングですね。上側アームがタイヤ上まで伸びてるだけ。アクスル軸を90度曲げると分かるかな?
イタルジェット・ドラッグスターなんかはこっちの方式ですな。

個人的な好みだけで言うと、一番最初に衝撃を受けたダブルウィッシュボーン式の方が好きですね~
元々のelfプロジェクトの目的である所の「革新的なバイクを作る」。
「フレームレス」「低重心」「ハブセンターステアリング」って組み合わせで見た目からも「革新的」だったと思う。

ただし、バイクの操舵システムに求められる「ダイレクト感」「路面からのフィードバック」って面ではストラッド式に分がありそう。
中間にサスユニットを挟んでって感じだけど、ハブとステアリングは直結してる構造。

ストラッド式は車体上部に重量物がくる構造で、ステアリング部に高い剛性が求められるから「フレームレス」ではなくなっちゃった。(ステアリングを支えるサブフレームが付いてた)
ダブル・ウイッシュボーン式の方は2本のスイングアームとサス固定部はエンジン前部にもうける事で「フレームレス」を実現してましたからね~

ストラッド式のダイレクト感とウィッシュボーン式の安定感・低重心を併せ持つ方式が生み出されてたら、今頃、バイクのフロント周りは一新されてたかもしれませんな。

elfプロジェクトは「バイクの革新」を目指して始められたものだと思いますけど、資金面での協力をHONDAに依存した事で「レースで勝てるバイク」を作らざるを得なくなり、終演を迎えたって感じですけかね?
バイクメーカーとの依存関係無しでプロジェクトが存続してたら、また違った結果になってたんじゃ無いかと思うと、少々残念ですね。
現代の金属加工技術を駆使すれば洗練したデザインになってたかもね~

金食い虫の開発計画、資金を安定供給してくれるスャ塔Tーが居ないと成り立たないとは思いますけどね~
世知辛い世の中、結果出せないモノにはお金出してくれないもんな~

あ~この辺の技術情報、RACERSで特集してくれないかな~

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