1ヶ月ぶりの日本一の大田市場からの搬出です。10時ごろに市場の搬出場所に8トントラックを
いつもの場所に入れる。最大の市場は3部門に分かれ花キ、水産、農作物。
今日はセリの話をいたします。 セリの卸売人は売り買い権を持つ人しか参加できません。
見ての通り競り落とされた花々や枝もの、鉢物は即座にコンベヤーに乗り地域分け、セリ卸人の何号や
バーコードがケースに張られ 市場内のカーゴ車の大小に乗せられ広場に並べられます。その場所から番号や
花物や鉢物を確認をしてドライバーさんが積み込むこれがシステムです。 手際よく事故のないようにこれが
基本です。 当然ですが間違いのないように。

セリ落とされた品物は即座にカーゴ台車に載せられ、すでにバーコードや、セリ落とし人の番号、さらに地域別にわかるような
記号が打ち込まれる。 搬出人は確認をして配送車に乗せる。間違いがないように、事故がないように、正確に敏速に。

花の価格を決定するセリは市場の大切な仕事。 お花屋さんや仲卸の人たちは、イスに座ったままお花とセリ盤を見ながら
ボタンを押して値段を決めます。 よい値をつければ即座にコンベアーに乗りカーゴ台車の元に行きます。
この方法は平成2年9月での開始で日本で最初に行われたのが、太田市場です。
公平で正確、その上スピーディーな取引が出来る様になり、ボタンとセリ盤はコンピューターにつながって
セリに重要な情報を送ってます。 朝の7時からが花物、7時半から鉢物のセリ。 セリ中は撮影禁止となってます。

机上のモニターに品物の情報や産地などがコンベアーに流れるたびに表示される。前の複数のモニターにはセリ状況が
即座に確認できる。 花々の状態もモニターですぐに判断できる。後方の人にも状況を良く見せる。

市場内の花々がカーゴ台車から配送車に乗せられた後は、台車は整備の人に任せられます。

乗せられる種類は花々、切花、枝物、

トラックのトン数が多めの車種は大型の場所に、軽トラなどは西門近くの配送場と分かれてます。
場内はすでにお正月の飾りの植物や、縁起物の実、枝物などが目につきます。、、、、続く。