京都タワー 2008年04月05日 | Weblog 春の日の傾ぎてをりぬ京都タワー 展望行きのエレベーターは、100メートルの高さまでをあっという間に昇った。 春の陽は楽しい母娘旅の終わりを早くも知らせているみたい。 舌切茶屋「小林さん?」と間違はれ 一人旅の同い年くらいのご婦人がお抹茶を注文されていた。 心太を食べていたミコちゃんに、にっこりと会釈されるので、ミコちゃんもにっこり。 「小林さんですか?」「いいえ」オホホ。 清水寺を後にして、二年坂三年坂を通って、円山公園へ向かわれるとの事。 あの浮き浮きと恍惚になるほど美しく大きな枝垂桜を、このご婦人は 今から見に行かれるのだなと、見て来たばかりのミコちゃんは微笑んだ。
知恩院 2008年04月05日 | Weblog 囀りや膝笑ふ坂知恩院 桜の寺苑から巨大な三門を見下ろすと、見るからに急な石段の男坂。 横には少しなだらかな女坂。手に手を取って女坂。 降りそそぐ枝垂桜と女人かな 娘が近くに住んでくれて、とっても心強いミコちゃんです。
花吹雪 2008年04月05日 | Weblog 俤を拾ふ旅路の花吹雪 早咲きの桜が散り始めていました。あぁもったいない。 俤は19歳21歳に同じ場所をお花見に歩いた自分の若い頃の姿 であり、共に歩いた人の姿でもあり。
花の坂 2008年04月05日 | Weblog 娘は母に歩幅合はせり花の坂 出店では、焼きとうもろこし、熱々のみたらしだんご、桜ソフトクリーム、等 何でも丸々1個は多すぎるので半分ずつ食しました。春爛漫と一緒に食べました♪
清水寺 2008年04月05日 | Weblog 清水の水の甘さや山笑ふ 東山は丘の様になだらかな稜線。 清水寺の丘も山も桜色で、笑っている。 祇園さんふはふは白き花明り 満開になると、桜の花は薄ピンクから白へと変わっていくようで、 実に清楚で優しい花である。 祇園さんとは八坂神社の愛称で、すぐに円山公園へと続いていて、 さらに知恩院へも続いているのである。 どこもツアーの団体さんがガイドさんの後ろに 付いて長い帯になって観光されていた。
円山公園 2008年04月05日 | Weblog 降り注ぐ枝垂桜にお弁当 京都駅から満員の市バスに揺られ、20分ほどで目的地に無事着いたら 当然のこと、お弁当。(爆笑) コンコースの売店で早速買った一番人気のお花見弁当を どうぞ見てくださいな、素晴しく美味しかった~~。