2019年8月3日
クラシック音楽が聴ける金沢のカフェ・ヤギヤです。
イベントで忙しくて先週のコンサートの記事を今頃書いてます(^^;
先週の土曜日は朗読とピアノ演奏のコラボコンサートでした。
出演はドイツ在住のピアニスト・濱倫子さんとルベン・メリクセティアンさん。そして、金沢在住の藪恵里さんです。
まずはドヴォルザークのスラヴ舞曲から、第1集の1番、2番、8番、第2集の2番。
連弾といこともありますが、とても力強い演奏。
繊細な部分はかな抑えて弾いています。
有名な曲なので聴きやすくて曲に聴き入りやすいですね。
次はボロディンのダッタン人の踊り
実はダッタン人では無く、ポロヴェツ人だったという話も混じえて演奏。
楽しい感じで気持ちよく聴けました。
休憩を挟んで、次はムソルグスキーの「展覧会の絵」よりバーバ・ヤガーの小屋をルベン・メリクセティアンさんがロシア語で朗読し、日本語訳を藪恵里さんが朗読するというもの。
ピアノ演奏は濱倫子さん。
ロシア語の朗読は初めて聴きました。
言葉というよりも音に近い感覚で聴いてしまいます。
ムソルグスキー自身がロシア出身なので本来はロシア語で話すのが普通なんでしょうが。
不気味な様子が声とピアノから伝わってきました。
ここまでチェコ、ロシアの曲が続きましたが、最後はフランス作曲家のサンサーンスの「動物の謝肉祭」
この曲に谷川俊太郎さんの「動物たちのカーニバル」の詩の朗読とともに聴きました。
ヤギヤでも過去に「動物の謝肉祭」をピアノ連弾で演奏した方はいらっしゃいますが朗読との組み合わせは初めてでした。
聴いてみるとこれがけっこういい。
谷川俊太郎さんの詩は初めて聴いたのですが心にスーッと入ってきます。
藪恵里さんの話も上手いし、それを支えるピアノ演奏もとてもいいので、しばらくの間、サンサーンスの不思議な世界に浸ってしまいました。
とても明るくて活発な濱倫子さんと藪恵里さん、物静かなルベン・メリクセティアンさん。
3人で作り上げた時間はとても気持ちのいいものでした。
次はドイツでお会いしたいものですね。
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