お客様からJBL4312というスピーカーを貸していただきました。
このスピーカーをご存知の方も多いと思います。
JBLのスピーカーの43xxシリーズは有名でしたものね。
この4312は改良を重ねつつ現在でも販売しているスピーカーで、写真のものは4312の初期型です。
初期型はツイーターが紙製なので現在のような伸びやかな高音は出ませんが、Jazzを聴けばけっこういい感じの音を鳴らしてくれます。
40年くらい前のスピーカーですのでところどころサビが出ていましたが、アッテネーターのガリはほどんど無くて状態はいいです。
片方のスピーカーの音量が少し小さいような気がしますので、もしかしたらネットワークの部品が劣化しているかもしれません。
部品の交換については今後検討していきましょう。
4312について調べてみるとウーファー(低音用スピーカー、写真の白いスピーカー)にはすべての音が送られているそうです。
ほんとかな?
普通は低音用スピーカーは高い音はカットして送らないようにするんですが。
この構成のためか4312のアッテネーターの調整は
・最初はすべて0(最小)にする。
・Mid レベルをちょうどいいところまで上げる。
・Highレベルをちょうどいいところまで上げる。
という手順でするそうですよ。
音楽を聴きながら調整してみたら下の写真のようになりました。
Midレンジがかなり低いですね。
でもこれ以上上げると歌声がうるさくなってきましたので、まあこのくらいかな?と。
なんか、スピーカーだらけになってしまいました。
何年も使ってなかったスピーカーなのでしばらく音を出して慣らしていこうと思います。
いまさら音が変わるとは思いませんが、少しでもいい状態でいてほしいので。
まだ少し聴いただけですが、JAZZやPOPS系の曲はいい感じで鳴ります。
現代のスピーカーと比べると解像度も音の広がりも足りないですが、懐かしい音がします。
40年前にこの音を聴いたらけっこう感動していたことでしょう。
これからいろんなジャンルの曲を聴き倒します(笑)
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