ラ・フォルジュルネ金沢

もともとはフランスで始まった音楽祭、ラフォルジュルネ。
東京で開かれて、盛況だったので金沢でも始まりました。
二番煎じどころか、三番目なんですよね。
調べれば他でも開催しているかも？

で、5月4日にはアンリ・ドマルケット(vc)、アンドレイ・コロベイニコフ(p)の演奏を聴いてきました。
アートホールのエレベーターを降りるとホールの入り口に長蛇の列。
もともと狭い場所なのに開場が遅れているから並ぶスペースもほとんどありませんでした。
10分くらい遅れて開場。ホールはほとんど満員になってました。

アンリはフランス人かな？
アンドレイはロシア人のようです。
アンドレイと聞いてベルサイユの薔薇を連想したあなたはちょっと古いです。私も連想しましたが。(笑)
二人の演奏はすごくよかった。
アンリのチェロは明るくてダイナミック。テンポの速い曲にすごく似合ってます。
演奏中に弓の毛が２本切れてました。
アンドレイもはっきりとした音で僕の好みです。まだ若そうに見えたんですが、後でパンフレットを見るとまだ22歳！
将来を期待されている若手のようです。
1時間近い演奏で休憩はほとんど無し。疲れたでしょうね。
あんな風に弾けたらなあっていつも思うんですがね～
現実は厳しい。

コンサートが終わって食事に向かう途中、アンドレイに会いました。
通訳の人も一緒にいたので「いい演奏だったとお伝えください。」とお願いしたら
「今から食事に行くからどうですか？」と言ってくれたので同行したのですが、またすぐに演奏があるみたいだったので遠慮して、握手だけしてお別れしました。
ごつい手でした。握力も強いし。ピアノ弾く人ってああなの？

お別れした後は居酒屋で日本酒(^^)
いやー、今日はいい一日だった。