音楽喫茶・ヤギヤ店長の日記

クラシックなどの音楽が聴ける金沢の喫茶店ヤギヤの店主が音楽、コンサートなど仕事と趣味を楽しみながら過ごす日々を綴ります。

コンサート おんがくしつトリオ&高雄飛

2019年05月18日 23時59分00秒 | コンサート
2019年5月18日
 
 
今日はおんがくしつトリオのコンサートでした。
学校でお馴染みのピアノ、リコーダー、鍵盤ハーモニカを使っての上質なアンサンブルを追及する3人のユニットです。
ピアノ・内藤晃、リコーダー・下中拓哉、鍵盤ハーモニカ・菅谷詩織の3人で構成されたユニットのヤギヤ公演は実に3年振り。
前回はリコーダーは中村栄宏さんでしたね。中村さんは現在アムステルダムでリコーダーの腕を磨いているそうです。
おんがくしつトリオはピアノの内藤晃さんが声をかけて集めたメンバーだそうです。内藤晃さんはソロでもヤギヤで演奏していただいております。
前回は全曲ショパンのピアノソロリサイタルでしたが、その演奏レベルはとても高く、音も音楽も素晴らしい奏者です。
 
 
鍵盤ハーモニカの菅谷詩織さんは、全国に鍵盤ハーモニカを広めるためにいろいろな地域で活動しているそうです。
とても情感のこもった演奏が素敵です。
 
 
リコーダーの下中拓哉さんは全国の学校を廻ってリコーダーを教えているそうで、石川県にもいらしたことがあり、知り合いのお子さんが習ったことがあると話していました。いやあ、どこにご縁があるかわからないものですね~
それにしてもリコーダー担当の人はみんな面白い。前メンバーの中村栄宏さんも楽しい人だったけど下中拓哉さんもかなり楽しい人でした(笑)
 
 
今回は金沢出身のJAZZピアニストの高雄飛さんがゲストで演奏に加わりました。学生時代からホテルのラウンジ、JAZZ BAR、ライブハウスで活動している高雄飛さんはセンスの塊みたいな人ですね。
いろんな事にどんどん挑戦していくので今後がとても楽しみな逸材です。
 
 
下中拓哉さんと高雄飛さんは二人ともブラジル音楽のショーロが好きということで、ショーロをベースに高雄飛さんが作った曲を演奏しました。
ショーロ?って初めて聴いたのですが、調べてみると、ヨーロッパの室内楽とアフリカのリズムがブラジルのリオで出会って(融合して?)生まれた音楽。
JAZZよりも歴史が古いそうですよ。
 
 
みなさん息の合った演奏と曲間のお話が素晴らしくて、ついつい時間を忘れて聴き入ってしまいます。
 
 
途中、お客様にも参加していただきました。
バスリコーダーをお客様に吹いていただいて、下中さんが指で押さえるという。
鍵盤ハーモニカとピアノも参加して、ちゃんとした曲になってました(^^)
 
 
おんがくしつトリオのみなさんの演奏は最初から最後までとても楽しめる構成になっていて、音楽っていいな~と改めて感じさせるステージでした。
 
 
公演終了後にお客様も交えての懇親会を開催しました。
下中拓哉さんの誕生日が2日後ということで、懇親会の中で誕生日ケーキを用意しました~
まだ20代の下中拓哉さん、ショーロが好きなのでいつかブラジルに行きたいそうです。
ぜひブラジルの空気を感じて音楽に昇華して、またヤギヤに出演してくださいね。
 
 
 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿