今日の午後は内藤晃さんのピアノリサイタルでした。
内藤晃さんは8月にも「おんがくしつトリオ」でヤギヤで演奏していただいてます。
その時の演奏も素晴らしかったのですが、今回はソロということで内藤さんのピアノがたっぷり聴けるというので楽しみにしていました。
今回はタイトルにもあるように「名曲の裏側」についても解説もお話ししながらの演奏となりました。
曲はショパン、モーツァルト、ドビュッシー、シューマン、ブラームス、ラベルにクープランと何でもあり?みたいなプログラムです(笑)
ステージは三回に別れ、それぞれにテーマがあるようでした。
1stステージは、
モーツァルトのトルコ行進曲とオスマントルコの行進曲の関連性
ブラームスとクララ・シューマンの関係など、音と人間と音楽の関連みたいな感じで。
2ndステージは、
この日本語タイトルはこれでいいの?的な話題で盛り上がりました。
シューマンの「木馬の騎士」の木馬って日本の公園にある木馬だと曲のテンポが合わないけど、ヨーロッパで子どものおもちゃとして使われている木馬、いや馬の棒みたいなおもちゃだとちょうどよかったり。
翻訳した人が音楽の事をあまり知らずに訳してしまったのかな?というタイトルの曲についての説明などなど。
3rdステージは、
モーツァルトとクリスティアン・バッハについての関連性
モーツァルトはバッハが好きだったのか知らないけど、よく似た曲を作ってますね~
まあ、現代でも作曲する人はいろんな曲を聴いているわけだし、よく似たフレーズを使ってしまっても不思議じゃないですよね。
逆に似た曲を作るってことはその人の曲が気に入っているんじゃないかと想像できて楽しいですしね。
ちなみに内藤さんの後ろにいる方は内藤さんの守護霊、ではなくクリスティアン・バッハ様です。
毎回とても綺麗な音色でヤギヤのピアノを弾いてくれる内藤晃さん。
今回は休憩時間も交えての2時間に渡る公演となりました。おつかれされでした!
置き土産にご自分のCDを数枚置いていかれましたので、欲しい方はぜひヤギヤまで。
レコード芸術で特選版に選ばれたCDも含まれていました。
内藤さんのピアノをたっぷりとお聴きいただけます。
一枚2500円です(笑)
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